突然の訪問者(仮)

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693nova ◆H5winOJw
俺の前に突如あらわれた謎の美少女着ぐるみに、少しの間たじろってしまった、それは
誰だって同じであろう、いきなりあらわれてそんなこといわれても困る・・・。
しかし、今はいくぶん当時とは事情が異なる、中身が元カノだとゆうことになにか精神的な
抵抗を感じてしまったのだろうか・・・わからない。
よくみると、少し震えている、季節は冬、しかも夜中だ、玄関先には冷たい木枯らしが
容赦なく吹き付ける。
「さ、さむいだろ、とにかく入って。」
そうゆうと、小さくうなずく
俺はこっちに一人暮らしで、小さなアパートの2階に住んでいる、この部屋はその元カノと
夜をすごした、思い出の部屋だ、いまでもその頃の面影がところどころにちらばっている
まだ、俺の中で彼女はいきていた・・・
「で、どうしたいの?」
すると人形は俺のPCにタイプしはじめた
695nova ◆H5winOJw
「一週間だけあなたの側にいさせて」
どうしてだろう、なぜか嫌だといゆう気持ちにはならなかった、そりゃあ急にきて
いきなりいわれても、などとゆうこともあったが、中身の人間をしらないわけではないからだ
「どうして、そんな格好してるの?俺にあいたかったら素でいいのに。」
すると、またタイプしはじめた
「あのときは、私が一方的に貴方のことふっちゃったし、貴方のことも考えられないくらい
いろんなことあって・・・きっと恨まれてるって思う、だから、私じゃない、私で貴方にあいたかった
の、いけない?」
「俺は別にきみを恨んでなどいないさ、一年前・・・きみのご両親は・・。」
「それ以上いわないで、おもいだしたくないの」
「あ・・ごめん、でもあれは事故だったんだし。」
「そう、あの事故がなければ貴方と別れることはなかった、あの事故のせいなのよ、なにもかも
だいなしなった。」
「きみが悪いんじゃない、そんなに自分をせめちゃだめだよ。」
なかない人形の顔だが、彼女の心がないているため、なぜがさみしい目になっていた
「ところで、どうしたの?着ぐるみだろどこで手に入れたの?」
「それは・・・内緒、いっちゃいけないの、ごめんね。」
「久々にあったんだし、顔くらいみせてよ。」
「だめ!触らないで。」
「!!!」
マスクにさわろうとした俺の手を振り解く
「ごめん・・・でも、だめなのよ・・今の私は私じゃないの。」
「そんなこといったって、一回くらいは顔みせてくれてもいいだろ。」
「だめなのよ、いまはこれが私の顔なの、ごめんね。」
696nova ◆H5winOJw
翌朝
仕事で疲れてたせいか、俺はあのままねていたのであろうか、夕べのことはまだ不鮮明な
ままなのだ、いつのまにか俺は布団の中にた・・・
横には昨晩の人形がよこたわっていた
「あれ、夢じゃなかったのか。」
すると人形もおきたのか、ゆっくり身体を起こすと、そのまま俺に抱きついてきた
あれから一年・・・彼女もいなくて、久々の女の感触が味わえた
「おはよう。」
人形もうなずく
俺が覚えている彼女・・・ではないのか、でも不思議な気持ちになり、当時もこうやって
二人で朝まで床の間で寝ていたのだ
髪の毛は長く、栗色だ、甘いニオイがする、いいつも彼女がつけていたあのシャンプーの臭いだ
人形は俺のパジャマの上半身部分のにを着ていた
サイズがおおきのか、胸の部分ははだけてしまっているが、乳がすこしおおきい彼女はその
はだけた隙間を胸の谷間がおさえつけていた。
俺の視線が胸にいっていることに気がついたのか、俺の手を自分の胸にあてがってきた
むにゅ
女の胸の感触だ、しばらくその感触に酔いしれる・・・
ここで俺は不思議な疑問にぶちあたった・・・俺が思ってる着ぐるみではない・・・
いや厳密な意味での一般的な肌タイなどではないのだ。
俺も着ぐるみは好きで、いろいろ勉強した、マスクのこと肌タイのこと、しかし、俺がしってる
肌タイとは違うし、普通の繊維ではには確かだ。
「俺さ、きみのこともっとしりたい、マスクはとらなくてもいいから、もっとよく見せてくれ」
すrと、困ったような仕草のあとうなずく
布団からでて、パジャマを脱ぐ、穿いていたショーツも脱ぐ
普通の女の子ならまずやらないだろうが、今は着ぐるみなっているせいか羞恥心がなくなっているのであろう
しばらくみなうちにいい女になっていた、Cカップの胸、細くくびれた腰まわりに
ほどよい肉のお尻とふとももはまさに男を悩殺する女の武器の塊なのだ
人形の身体とはいえ、マッパの身体は今の俺には刺激がつよい、しかし、やはり恥ずかしいのか
下半身と胸を手でおさえるかわいい仕草がでてきた
699nova ◆H5winOJw
その着ぐるみは、とても不思議な繊維でおりこまれている、しかし、俺があまりにも
ジロジロみまわすのに彼女も照れている。
背中をみても着ぐるには大体背中から出入りするはずだが、こrといった切れ目も目立たない
一体どうやって中に人がひったのかがわからないのだ。
PCに座り
(あんまりみないで・・・恥ずかしい・・・)
「ご、ごめん、でも、きみの身体に興味あったから。」
(なんだか意味がふかいね、アハハ)
「ハハハ。」
(もう服着ていい?)
「ああ、そうだね、ごめん、、むこうむいてるからさ」
(うん)
10分後・・・・
俺の肩をたたく、俺が振り返るとそこに模様替えした彼女がたっていた
昨日は夜でよくみえなかったが、白いタートルネックの長袖と黒い膝丈くらいのスカート
足は黒いタイツ?かパンストかなにかを穿いていた、胸にはバラのコサージュがつけられている
「かわいいね、俺、好きだなそうゆうの。」
そうすると彼女はクスクスっと笑う
(ありがと、これでも一応元カノだし貴方の好みは把握してるつもりだけど)
「ハハハ、そうだね、もう一回抱きしめてみてもいいかな?」
するとかわいげに、うんうんとゆう仕草をみせて、手をひろげる
「なんだか、昔と違って大胆になったね。」
そうゆうと、ハっとしたような仕草・・・恥ずかしそうにうつむいてしまった
「いいよいいよ、一年あったんだ、きみだって変わるさ。」
むぎゅ!!
彼女の胸が俺の胸にあたり弾力のよさがわかる
しばらく抱き合うと、急に俺のお腹がなきだす
「あ・・・」
顔をみあわせると、どっちからともなく笑いだしてしまった
「アハハハ」
声はでてないけど、彼女もコロコロわらっている、なんくした時間をとりもどすかのように
(お腹すいてるんだ・・・私がなにかつくってあげる)
「いいよ、わるいよ。」
(いいの、私こうみえても・・・料理は得意なのよ)
701nova ◆H5winOJw
しかし・・・こんな精巧な着ぐるみがあるなんて・一体彼女はどこでこれを手にいれたのだろう
しばらくテレビをみていたら、なんかさびしそうだ・・・かまってほしいのかな。
「どうしたの?」
すると彼女はにじりよってきた
(私は一週間しかいられないのに、もう少しかまってよ~)
「うーん、そういってもな~。」
(外にでたいわ)
「だめだよ、みんなきみの姿みておどろいちゃうよ。」
するとクスクスと笑い出す
「どうしたの?」
(平気よ、みんなのめなんて気にしなくて)
「いや、俺が平気じゃないから。」
(いつまでもここにいてもつまんないよ、ね、でようよ~)
「どうなってもしらないよ。」
俺ももうやけくそになっていた
するとなぜだろう、人は彼女が着ぐるみの女の子だとゆうのに見向きもしないではないか
いきなれた商店街を歩く、魚屋の店主が話しかけてくる
「よう、しばらく見てないちに、お、彼女かいいよな、わけえってのは。」
「え?おじさんこの子みてなんともおもわないの?」
「なにいってんの、かわいい女の子じゃないか。」
どうやら、おじさんには彼女が普通の子にみえているようだ・・・でも、そんなわけない
顔だって、どかの美少女アニメにいそうないわゆうるアニメ顔なのに、肌だって
特殊繊維ではあるけど、人間の肌ではないし。
「よ、こんなとこでなにしてんだよ。」
といきなり声をかけられた、友達のミツルだ
「お、お前その子どこでナンパしてきたんだよ、マブイじゃん。」
「ミツル、お前、この子どう思う?」
「どう思うって?」
702nova ◆H5winOJw
「えっと、なんてかさ、普通の女の子に見える?」
「おいおい、それは彼女に失礼だろ。」
「そっか、でもお前、この子どうみえてるんだよ。」
「どうって・・・お前、かわいい子じゃないか、お前、変だぞ。」
そんなバカな、こいつらどうかしてる、どうみたって普通の子じゃないよ、俺の中で
納得してはずが、どんどん彼女を否定していっていたのだ。
時間はもう夕暮れだ、買い物客でごったがえす、商店街を着ぐるみの女の子と歩く
一見不自然そうだが、誰もなにもいってこないのだ・・・・
夕食の買い物を無事すませて、帰宅することになった・・街頭をあるいていると、
チラシをわたされた
株式会社ASUKAJAPAN・・・大手繊維メーカーで、近年海外にも進出している
国際的企業なのだ・・・とまあ、そんなの俺には関係ないねっとばかりに丸めてごみ
箱にいれた。
703nova ◆H5winOJw
2日目
俺は仕事で、朝早くでなければいけなかった、彼女も早起きしてお弁当を作ってくれた
以前謎の多い彼女・・なんでいまごろあんな着ぐるみを着て俺の前にあらわれたのか
ちなみに俺はフリーのジャーナリストで、海外にも頻繁にいくのだ、今おってるは
日本からでた海外の企業合併について、大手海外企業の日本進出や海外に進出しよう
としている日本企業を記事にすることだ。
インターネットでいろいろ調べてきて、株式会社ASUKAJAPANがでてきた
「ASUKAJAPAN・・・か、そういえば昨日それのチラシもらったっけ。」
一応取材してみるかってこtで、まず広報部にアポをとって取材許可をもらった
・・・一方、自宅では・・・
彼が仕事にでたことを確認して、ひととおりの家事をすませて、彼女は部屋をでた
行き先は商店街にあるASUKAJAPANのFC販売店だ
事務室
「ただいま。」
なんと声をだしたではないか・・
「おかえりなさいませ、どうでしたか?テストのほうは?」
「まあまあね、でも、彼もやはりこっちのことが着になるみたい。」
「そうですね、いきなり押しかけて元カノだとかいってもそう信じてはくれないでしょう
しかも素顔をあかさないわけですから。」
「テスト最終日までバレなきゃいいけど。」
「そうですね、なにせあなたはあおのかたの元カノではない、赤の他人で、なりすまして
いる、素でいってもだめ、あのかたの元カノの情報をすりこんだ、あなたが着ぐるみ
を着て、いるのであればバレることもありますまい。」
「だと、いいけどね。」
707nova ◆H5winOJw
ASUKAJANPANの支店内
「で、どうするんえす?これから。」
「そうね、とりあえずは一旦ころを脱ぐわ、きついし。」
「そうですね、あっちに着替えの個室を用意しているのでそこでどうぞ。」
「ありがと、助かるわ。
更衣室
「彼の驚いた顔みものだったわね、ふふふ。」
中には専属の女性技師がいた
この特殊スーツは一人では着れないし脱げないのだ
女性技師「がなにやら特殊な工具をとりだした、その間に彼女は服を全て脱ぎ終えていなければならない
女性技師がもっているのは、特殊なカッターだ、こなカッターはこのスーツを外側から特殊なレーザーで
切れ目をいれることができる、もちろん内部の人間に危害がおよぶことないため安全である。
いくら主人公が外側からみても切れ目がみつからないのは当然である、出るときは
この特殊カッターで背中に切れ目をつくりそこから中身の人間がでてくることになっている
逆に入るときはどうするのかとゆうと、まず、もちろん人間がはいる、背中のきれめに
こんどはアイロンのおうなものでおしつけながら切れ目を塞いでいくのだ、すると
特殊繊維がそれに反応してきれめがきえていくとゆう仕組みだ。
呼吸にかんしては通気性のよい素材のため、顔の部分から呼吸できるよう工夫されて
いるのだ。
切れ目から内部の人間がでてきたようだ・・・
708nova ◆H5winOJw
「で、どうするんえす?これから。」→「で、どうするんです?これから。」

「そうね、とりあえずは一旦ころを脱ぐわ、きついし。」→「そうね、とりあえず一旦これを脱ぐわ、きついし。」

アイロンのおうなものでおしつけながら→アイロンのようなもので押し付けながら
709nova ◆H5winOJw
「おつかれさまでした。」
中からは女性がでてきた、しかもなにも着ていいない
「ふぅ~、さすがに長時間の着用はきつわね、まだまだ改善しないといけないわ、開発部に
このことを報告しておいて。」
「はい、すぐおやすみになられますか?」
「彼の動きはちゃんとマークしてて、彼が帰るまえにこっちもかえらないといけないし。」
「はい。」
このスーツは3回までの離脱着は可能なのだ
その女性はそのままシャワーをあびて着替えた
「さてと、今日はどんな女の子になろうかな、メイド、巫女、いろいろあるわね、彼はどれが
好みかしら?」
すると、ドアが開き車椅子にのせられ、手足の自由を奪われ、目隠しをされた女性がでてきた
そう、彼女こそが主人公の本物の彼女である、口には猿轡がはめられ言葉にならない言葉をはっしている
「しゃべれるようにしてあげなさい。」
「はい」
猿轡がはずされる、そして、目隠しもとれた
「あんたどうゆうつもり、私になりすまして、彼になにしたの?」
「いい加減口のへらない子ね、あなたになりすます?ハハハ、着ぐるみ着た私をあんただと
彼がそうやすやすと信用すると思って?」
「・・・。」
「これは実験、わが社の技術の実験なのよ、この実験の最終段階はね、あんた自身になること。」
「私に・・・どうゆうこと?」
「まだわからないの?おバカな子、いいわそれはのちのちわかることだし。」
716nova ◆H5winOJw
「連れていきなさい。」
そのまま奥の部屋につれていかれる本物の元カノ
「今日はどんな女の子でいこうかしらね。」
クローゼットを開けると、さあまざまな衣装がかけてあった、メイド、学生服、巫女
「そうね、今日は学生服がいいわ、ブレザーのスカートはタータンチェックのね、最近はルーズより清楚なハイソックスが人気らしいし。」
さっそく特殊スーツを着込む
手足をとおしてスーツに身体をすべりこませる、そして頭の部分を顔に被せる
使用人が特殊なコテで開口部をふさいでいくと、みるみる切れ目が塞がっていく
一通りの服、下着をみにつけて、いよいよ最後はマスクである、専門の技師によって構成された
特殊マスクは着用者の女性の顔におそろしくぴったりつくられている、ラバーマスクといわんばかりの柔軟性である程度の表情もつくれる
顔はロリコンはいってる、目がおおきい女の子で現実ではありえないかわいさだ、髪は結いなおされてツインテールになっていた
人形の顔を被り、振動などでおちないように頭にしっかり固定させるのだ。
姿見がもってこられた、その鏡の前でいくつかのポーズをとってみたりする
「なかなかかわいいわね、さて、彼がかえる前に帰宅しとかないとね。」
721nova ◆H5winOJw
ある日、突然に俺の部屋にきて、みずからを元彼女だとゆう着ぐるみ、一見すればかなり怪しい
本人であれば素顔をあかしてもいいようなものなのだが。
声もださないのはなぜなのか、ほんとうに中身は元彼女なのか、俺はそんなことばかり考えていた
仕事もろくに手につかずにいた。
でも、かわいいのだ、俺の好みのタイプの女の子であることは間違いないし、着ぐるみとゆうのもそそられる
ようやく仕事があわり帰路につくことになった、なじみの商店街を通ってかえることにした
そして、とある店の前まできたところで、急にういろから肩に手をおかれた。
振り返ると、企業の宣伝で、うさぎの着ぐるみが風船をくばっていたのだがどうゆうわけか俺に渡そうとする
俺も大人だし、いい年こいてこんなもんどうどうもらえない、さりげなくことわってその場を
たちさろうとするが、前にまわりこまれた。
「なんなんですか?」
すると、そのうさぎの着ぐるみは、いきなり、俺に抱きついてきたではないか、もっていた風船はそのまま空へ飛んでいった
俺も急なことで動揺してしまった、そのままゆっころひきはなしてみた
するとこんどは、被っていた、頭をもって、上にもちあげた
タオルをまいていたのか、それがほけて、ながい髪がふわっとなびく
「お、女の子だったのか。」
よくみると、昨日自分の家にきた彼女ではないか、、着ぐるみが着ぐるみを着ているなんて
722nova ◆H5winOJw
このままだと周囲の人間に怪しまれるし、子供もいるし、俺は誰もいない、ところへ
連れて行った。
「どうゆつもろだよ、あんなとこで頭はずしちゃだめだよ。」
すると、手を合わせて、ごめんねみたいな仕草をとる
「俺もさ、着ぐるみ好きでいろいろやってるけどさ、っしゅうことはタブーなんだ、決して人前で面はとっっちゃだめだ。」
すると、うんうんみたいなことをする、上目つかいでみている
「ほんとにわかってるのかな?」
すると、そのまま、ちからなく地面にペタンと座って、泣き出してしまった
身体はうさぎの着ぐるみで、頭はツイテールの女の子、その姿もかわいい
「わかったよ、ごめん、もうなくな、さ、これ脱いでウチにかえろう
彼女の手をひっぱりあげて、立ち上がる、これをお店にかえすと書き残してどこかにいっていってしまった
15分くらいまって、また彼女がもどってきた、学生服、ブレザータイプで、ミニスカートだ
黒ノハイソックスにローファー、髪はポニーテールになっていた
「か、かわいいいな。」
そのまま、腕を組んで帰宅することになった
723nova ◆H5winOJw
「どうゆつもろだよ、あんなとこで頭はずしちゃだめだよ。」
「どうゆうつもりだよ、あんなとこで頭はずしちゃだめだよ。」
「俺もさ、着ぐるみ好きでいろいろやってるけどさ、っしゅうことはタブーなんだ、決して人前で面はとっっちゃだめだ。」
「俺もさ、着ぐるみ好きでいろいろやってるけどさ、ああゆうことはタブーなんだ、決して人前で面はとっちゃいけないよ。」
724nova ◆H5winOJw
主人公宅
俺はとりあえず、彼女を部屋におしこんだ、よそよそしい俺の態度においえているようだ
「いいかい、座って。」
すると彼女はそのままぺたんこ座りをする、足を左右にひらいた女性ならではの座り方だ
こんな彼女の姿はみるのは初めてかもしれない、前はそんなことなかったような気がする
「どうして、あんなことしたの?」
すると、人差し指を口にちょっとあてて、首をかしげる
「順をおってはなそうか、どうしてキミはあの商店街でうさぎの着ぐるみうぃ着てたんだい?」
すると、スケッチブックをとりだしてなにやら書き出しはじめた
(アルバイトしてたの)
「あ、アルバイトって、だってキミは人間の姿じゃないじゃないか、どうやって?」
(それは・・・・)
「それは?」
(あそこは、知り合いのお店でね、このままでもいいって)
「ふぅ~ん」
にわかには信じられない、いくら中に人がはいっているからといって、着ぐるみに着ぐるみさせるなんて
常識はずれもはなはだしいことである。
(信じて、お願い)
「でもね~、そんなのどう思ったって普通じゃないでしょ。」
彼女の目はかわらないがなんだか半泣き状態だ、俺の腕をもってユサユサふりはじめた
(許して、おねがいよ~)
女のこうゆう仕草にはとことんよわいのだ
「いいよ、わかったよ、でも、次ああゆうことするときは俺に一言いってね」
(うん)
758nova ◆H5winOJw
ストーリーを少し変更しました、直せるところは直しておきましたので、よかったら
読んでいただけたら光栄です。
759nova ◆H5winOJw
俺の前に突如あらわれた謎の美少女着ぐるみに、少しの間たじろってしまった、それは
誰だって同じであろう、いきなり現れてそんなこといわれても困る・・・。
しかし、今はいくぶん当時とは事情が異なる、中身が元彼女だとゆうことになにか精神的な
抵抗を感じてしまったのだろうか・・・わからない
よくみると、少し震えている、季節は冬、しかも夜中だ、玄関先には冷たい北風が容赦なく吹き付ける。
「さ、寒いだろ、とにかく入って。」
そうゆうと、小さくうなずく、俺はこっちに一人暮らしで、小さなアパートの2階に住んでいる、この部屋はその元彼女と
夜を過ごした、思い出の部屋だ、いまでもその頃の面影がところどころにちらばっている
まだ、俺の中で彼女は彼女のままなのだ
「で、どうしたいの?」
すると人形は俺のPCにタイプしはじめた 
「一週間だけあなたの側にいさせて」
どうしてだろう、なぜか嫌だといゆう気持ちにはならなかった、そりゃあ急にきて
いきなりいわれても、などとゆうこともあったが、中身の人間を知らないわけではないからだ
「どうして、そんな格好してるの?」
すると、またタイプしはじめた
「あのときは、私が一方的に貴方のことふっちゃったし、貴方のことも考えられないくらい
いろんなことあって・・・きっと恨まれてるって思う、だから、私じゃない、私で貴方に会いたくて。」
「俺は別にきみを恨んでなどいないさ、一年前・・・きみのご両親は・・。」
「それ以上いわないで、あのことは思い出したくないの。」
「あ・・ごめん、でもあれは事故だったんだし。」
「そう、あの事故がなければ貴方と別れることはなかった、あの事故のせいなのよ、なにもかも。」
「きみが悪いんじゃない、そんなに自分を責めちゃだめだよ。」
泣くはずのない人形の顔だが、彼女の心が泣いているため、なぜが寂しい目になっていた
760nova ◆H5winOJw
「ところで、どうしたの?着ぐるみだろどこで手に入れたの?」
「それは・・・内緒、いっちゃいけないの、ごめんね。」
「久々にあったんだし、顔くらいみせてよ。」
「だめ!触らないで。」
「!!!」
マスクにさわろうとした俺の手を振り解く
「ごめん・・・でも、だめなのよ・・今の私は私じゃないの。」
「そんなこといったって、一回くらいは顔みせてくれてもいいだろ。」
「だめなのよ、いまはこれが私の顔なの、ごめんね。」 
翌朝
仕事で疲れてたせいか、俺はあのまま寝てしまったのであろうか、夕べのことはまだ不鮮明なままなのだ、いつのまにか俺は布団の中にた・・・横には昨晩の人形がよこたわっていた
「あれ、夢じゃなかったのか。」
すると人形も起きたのか、ゆっくり身体を起こすと、そのまま俺に抱きついてきたあれから一年・・・彼女もいなくて、久々の女の感触が味わえた
「おはよう。」
人形もうなずく
俺が覚えている彼女・・・ではないのか、でも不思議な気持ちになり、当時もこうやって二人で朝まで床の間で寝ていたのだ髪の毛は長く、栗色だ、甘いニオイがする、いいつも彼女がつけていたあのシャンプーの臭いだ
人形は俺のパジャマの上半身部分を着ていた、サイズが大きいのか、胸の部分ははだけてしまっているが、乳が少しおおきい彼女はその
はだけた隙間を胸の谷間がおさえつけていた
俺の視線が胸にいっていることに気がついたのか、俺の手を自分の胸にあてがってきた
むにゅ
女の胸の感触だ、しばらくその感触に酔いしれる・・・ここで俺は不思議な疑問にぶちあたった・・・俺が思ってる着ぐるみではない・・・
いや厳密な意味での一般的な肌タイなどではないのだ
761nova ◆H5winOJw
俺も着ぐるみは好きで、いろいろ勉強した、マスクのこと肌タイのこと、しかし、俺が知ってる肌タイとは違うし、普通の繊維ではには確かだ。
「俺さ、きみのこともっと知りたい、マスクはとらなくてもいいから、もっとよく見せてくれ。」
すると、困ったような仕草のあとうなずく、布団からでて、パジャマを脱ぐ、穿いていたショーツも脱ぐ、普通の女の子ならまずやらないだろうが、今は着ぐるみなっているせいか羞恥心がなくなっているのであろう
しばらく見ないうちにいい女になっていた、Cカップの胸、細くくびれた腰まわりにほどよい肉のお尻と太ももはまさに男を悩殺する女の武器の塊なのだ
人形の身体とはいえ、マッパの身体は今の俺には刺激が強い、しかし、やはり恥ずかしいのか下半身と胸を手でおさえるかわいい仕草がでてきた 
その着ぐるみは、とても不思議な繊維でおりこまれている、しかし、俺があまりにも
ジロジロみまわすのに彼女も照れている
背中をみても着ぐるには大体背中から出入りするはずだが、これといった切れ目も目立たない一体どうやって中に人が入ったのかがわからないのだ。
PCに座り
(あんまり見つめないで・・・恥ずかしい・・・)
「ご、ごめん、でも、きみの身体に興味あったから。」
「もう、昔とちっとも変わってないわね、でも、そゆうところが好き。」
「ハハハ。」
(もう服着ていい?)
「ああ、そうだね、ごめん、むこうむいてるからさ」
(うん)
10分後・・・・
俺の肩をたたく、俺が振り返るとそこに模様替えした彼女が立っていた昨日は夜でよく見えなかったが、白いタートルネックの長袖と黒い膝丈くらいのスカート
足は黒いタイツ?かパンストかなにかを穿いていた、胸にはバラのコサージュがつけられている
「かわいいね、俺、好きだなそうゆうの。」
そうすると彼女はクスクスっと笑う
(ありがと、これでも一応元カノだし貴方の好みは把握してるつもりだけど)
「ハハハ、そうだね、もう一回抱きしめてみてもいいかな?」
するとかわいげに、うんうんとゆう仕草をみせる
「なんだか、昔と違って大胆になったね。」
762nova ◆H5winOJw
(ありがと、これでも一応元カノだし貴方の好みは把握してるつもりだけど)
「ハハハ、そうだね、もう一回抱きしめてみてもいいかな?」
するとかわいげに、うんうんとゆう仕草をみせる
「なんだか、昔と違って大胆になったね。」
そうゆうと、ハっとしたようにうつむいてしまった
「いいよいいよ、一年あったんだ、きみだって変わるさ。」
むぎゅ!!
彼女の胸が俺の胸にあたり弾力のよさがわかる
しばらく抱き合うと、急に俺のお腹がなきだす
「あ・・・」
顔をみあわせると、どっちからともなく笑いだしてしまった
「アハハハ」
声はでてないけど、彼女もコロコロ笑っている、失った時間を取り戻すかのように
(お腹すいてるんだ・・・私がなにか作ってあげる)
「いいよ、わるいよ。」
(いいの、私こうみえても・・・料理は得意なのよ) 
しかし・・・こんな精巧な着ぐるみがあるなんて・一体彼女はどこでこれを手にいれたのだろう、しばらくテレビをみていたら、なんかさびしそうだ・・・かまってほしいのかな。
「どうしたの?」
すると彼女はにじりよってきた
(私は一週間しかいられないのに、もう少しかまってよ~)
「うーん、そういってもな~。」
(外にでたいわ)
「だめだよ、みんなきみの姿みておどろいちゃうよ。」
するとクスクスと笑い出す
「どうしたの?」
763nova ◆H5winOJw
(平気よ、みんなの目なんて気にしなくて)
「いや、俺が平気じゃないから。」
(いつまでもここにいてもつまんないよ、ね、出ようよ~)
「こうなったらどうにでもなれだ。」
俺ももうやけくそになっていた、するとなぜだろう、人は彼女が着ぐるみの女の子だとゆうのに見向きもしないではないか、いきなれた商店街を歩く、魚屋の店主が話しかけてくる
「よう、しばらく見てないちに、お、彼女かいいよな、若いってのは。」
「え?おじさんこの子みてなんとも思わないの?」
「なにいってんの、かわいい女の子じゃないか。」
どうやら、おじさんには彼女が普通の子にみえているようだ・・・でも、そんなわけない、顔だって、どかの美少女アニメにいそうないわゆうるアニメ顔なのに、肌だって
特殊繊維ではあるけど、人間の肌ではないし
「よ、こんなとこでなにしてんだよ。」
といきなり声をかけられた、友達のミツルだ
「お、お前その子どこでナンパしてきたんだよ、マブイじゃん。」
「ミツル、お前、この子どう思う?」
「どう思うって?」 
「えっと、なんてかさ、普通の女の子に見える?」
「おいおい、それは彼女に失礼だろ。」
「そっか、でもお前、この子どうみえてるんだよ。」
「どうって・・・お前、かわいい子じゃないか、お前、変だぞ。」
そんなバカな、こいつらどうかしてる、どうみたって普通の子じゃないよ、俺の中で納得してはずが、どんどん彼女を否定していっていたのだ。
時間はもう夕暮れだ、買い物客でごったがえす、商店街を着ぐるみの女の子と歩く一見不自然そうだが、誰もなにもいってこないのだ・・・・
夕食の買い物を無事すませて、帰宅することになった・・街頭をあるいているとチラシをわたされた株式会社ASUKAJAPAN・・・大手繊維メーカーで、近年海外にも進出している
国際的企業なのだ・・・
2日目
764nova ◆H5winOJw
俺は仕事で、朝早くでなければいけなかった、彼女も早起きしてお弁当を作ってくれた、以前謎の多い彼女・・なんでいまごろあんな着ぐるみを着て俺の前に現れたのかちなみに俺はフリーのジャーナリストで、海外にも頻繁にいくのだ、今おってるは
日本からでた海外の企業合併について、大手海外企業の日本進出や海外に進出しようとしている日本企業を記事にすることだインターネットでいろいろ調べてきて、株式会社ASUKAJAPANがでてきた
「ASUKAJAPAN・・・か、そういえば昨日それのチラシもらったっけ。」
一応取材してみるかってことで、まず広報部にアポをとって取材許可をもらった・・・一方、自宅では・・・
彼が仕事にでたことを確認して、ひととおりの家事をすませて、彼女は部屋をでた、行き先は商店街にあるASUKAJAPANのFC販売店だ
事務室
「ただいま。」
なんと声をだしたではないか・・
「おかえりなさいませ、どうでしたか?テストのほうは?」
「まあまあね、でも、彼もやはりこっちのことが気になるみたい。」
「そうですね、いきなり押しかけて元彼女だとかいってもそう信じてはくれないでしょうしかも素顔をあかさないわけですから。」
「テスト最終日までバレなきゃいいけど。」
「そうですね、なにせあなたはあの人物の元彼女などではない、赤の他人で、なりすましている、素でいってもだめ、あのかたの元彼女の情報をすりこんだ、あなたが着ぐるみ
を着て、いるのであればバレることもありますまい。」
「だと、いいけどね。」 
ASUKAJANPANの支店内
「で、どうするんです?これから。」
「そうね、とりあえずは一旦これを脱ぐわ。」
「そうですね、あっちに着替えの個室を用意しているのでそこでどうぞ。」
「ありがと、助かるわ。」
更衣室
「彼の驚いた顔みものだったわね、ふふふ。」
中には専属の女性技師がいたこの特殊スーツは一人では着れないし脱げないのだ女性技師「がなにやら特殊な工具をとりだした、その間に彼女は服を全て脱ぎ終えていなければならない女性技師がもっているのは、特殊なカッターだ、こなカッターはこのスーツを外側から特殊なレーザーで
切れ目をいれることができる、もちろん内部の人間に危害がおよぶことないため安全である、いくら主人公が外側からみても切れ目がみつからないのは当然である、出るときは
この特殊カッターで背中に切れ目をつくりそこから中身の人間がでてくることになっている、逆に入るときはどうするのかとゆうと、まず、もちろん人間が入る、背中のきれめに
こんどは特殊コテのようなもので押し付けながら切れ目を塞いでいくのだ、すると特殊繊維がそれに反応して切れ目が消えていくとゆう仕組みだ。
呼吸にかんしては通気性のよい素材のため、顔の部分から呼吸できるよう工夫されているのだ。
切れ目から内部の人間がでてきたようだ・・・ 
「お疲れ様でした。」
中からは女が出てきた、しかもなにも着ていない
「ふぅ~、さすがに長時間の着用はきつわね、まだまだ改善しないといけないわ、開発部にこのことを報告しておいて。」
「はい。」
「彼の動きはちゃんとマークしてて、彼が帰る前に帰らないといけないし。」
「はい。」
このスーツは3回までの離脱着は可能なのだ、その女性はそのままシャワーをあびて着替え
「さてと、今日はどんな女の子になろうかな、メイド、巫女、いろいろあるわね、彼はどれが好みかしら?」
すると、ドアが開き車椅子に乗せられ、手足の自由を奪われて目隠しをされた女性がでてきたそう、彼女こそが主人公の本物の彼女である、口には猿轡がはめられ言葉にならない言葉をはっしている
「何かいいたいことがあるみたいね。」
765nova ◆H5winOJw
「はい」
猿轡がはずされる
「あんたどうゆうつもり、私になりすまして、彼になにしたの?」
「いい加減口の減らないバカな女ね、あなたになりすます?、あなたは昔からそう、私が思いをよえていた彼を奪ったことを忘れないで」
「奪ったって、そんなつもりはないわ、彼が私を選んでくれたの。」
「いえ、あなたははきっと影が彼をそそのかしたんだわ、お金も地位も名誉も私のほうが上なのに。」
「彼はそんなもの興味はなかったと思う、あなたには見えてなかったのよ。」
「御黙り、これはあなたへの復讐、そうこの計画であなたから彼を取り返すのよ。
「やめて~」 
「連れていきなさい。」
そのまま奥の部屋につれていかれる本物の元彼女
「今日はどんな女の子でいこうかしらね。」
クローゼットを開けると、さあまざまな衣装がかけてあった、メイド、学生服、巫女
「そうね、今日は学生服がいいわ、ブレザーのスカートはタータンチェックのね、最近はルーズより清楚なハイソックスが人気らしいし。」
さっそく特殊スーツを着込む、手足を通してスーツに身体を入れる、そして頭の部分を顔に被せる使用人が特殊なコテで開口部をふさいでいくと、みるみる切れ目が塞がっていく
一通りの服、下着をみにつけて、いよいよ最後はマスクである、専門の技師によって構成された特殊マスクは着用者の女性の顔におそろしくぴったりつくられている、ラバーマスクといわんばかりの柔軟性である程度の表情もつくれる
顔はロリコンはいってる、目がおおきい女の子で現実ではありえないかわいさだ、髪は結いなおされてツインテールになっていた人形の顔を被り、振動などでおちないように頭にしっかり固定させるのだ。
姿見がもってこられた、その鏡の前でいくつかのポーズをとってみたりする
「なかなかかわいいわね、さて、彼がかえる前に帰宅しとかないとね。」 
ある日、突然に俺の部屋にきて、みずからを元彼女だとゆう着ぐるみ、一見すればかなり怪しい、本人であれば素顔をあかしてもいいようなものなのだが。
声もださないのはなぜなのか、ほんとうに中身は元彼女なのか、俺はそんなことばかり考えていた仕事もろくに手につかずにいた。
でも、かわいいのだ、俺の好みのタイプの女の子であることは間違いないし、着ぐるみとゆうのもそそられるようやく仕事があわり帰路につくことになった、なじみの商店街を通ってかえることにした
そして、とある店の前まできたところで、急にういろから肩に手をおかれた、振り返ると、企業の宣伝で、うさぎの着ぐるみが風船をくばっていたのだがどうゆうわけか俺に渡そうとする
俺も大人だし、いい年こいてこんなもんどうどうもらえない、さりげなくことわってその場をたちさろうとするが、前にまわりこまれた。
「なんなんですか?」
766nova ◆H5winOJw
すると、そのうさぎの着ぐるみは、いきなり、俺に抱きついてきたではないか、もっていた風船はそのまま空へ飛んでいった俺も急なことで動揺してしまった、そのままゆっころひきはなしてみた
するとこんどは、被っていた、頭をもって、上にもちあげたタオルをまいていたのか、それがほけて、ながい髪がふわっとなびく
「お、女の子だったのか。」
よくみると、昨日自分の家にきた彼女ではないか、、着ぐるみが着ぐるみを着ているなんて このままだと周囲の人間に怪しまれるし、子供もいるし、俺は誰もいない、ところへ連れて行った。
「どうゆつもろだよ、あんなとこで頭はずしちゃだめだよ。」
すると、手を合わせて、ごめんねみたいな仕草をとる
「俺もさ、着ぐるみ好きでいろいろやってるけどさ、っしゅうことはタブーなんだ、決して人前で面はとっっちゃだめだ。」
すると、うんうんみたいなことをする、上目つかいでみている
「ほんとにわかってるのかな?」
すると、そのまま、ちからなく地面にペタンと座って、泣き出してしまった身体はうさぎの着ぐるみで、頭はツイテールの女の子、その姿もかわいい
「わかったよ、ごめん、もうなくな、さ、これ脱いでウチにかえろう。」
彼女の手をひっぱりあげて、立ち上がる、これをお店にかえすと書き残してどこかにいっていってしまった、15分くらいまって、また彼女がもどってきた、学生服、ブレザータイプで、ミニスカートだ
黒ノハイソックスにローファー、髪はポニーテールになっていた
「か、かわいいいな。」
そのまま、腕を組んで帰宅することになった 
主人公宅
俺はとりあえず、彼女を部屋におしこんだ、よそよそしい俺の態度においえているようだ
「いいかい、座って。」
すると彼女はそのままぺたんこ座りをする、足を左右にひらいた女性ならではの座り方だこんな彼女の姿はみるのは初めてかもしれない、前はそんなことなかったような気がする
「どうして、あんなことしたの?」
すると、人差し指を口にちょっとあてて、首をかしげる
「順をおってはなそうか、どうしてキミはあの商店街でうさぎの着ぐるみを着てたんだい?」
すると、スケッチブックをとりだしてなにやら書き出しはじめた
(アルバイトしてたの)
「あ、アルバイトって、だってキミは人間の姿じゃないじゃないか、どうやって?」
(それは・・・・)
「それは?」
(あそこは、知り合いのお店でね、このままでもいいって)
「ふぅ~ん」
にわかには信じられない、いくら中に人がはいっているからといって、着ぐるみに着ぐるみさせるなんて常識はずれもはなはだしいことである
(信じて、お願い)
「でもね~、そんなのどう思ったって普通じゃないでしょ。」
彼女の目はかわらないがなんだか半泣き状態だ、俺の腕をもってユサユサふりはじめた
(許して、おねがいよ~)
女のこうゆう仕草にはとことん弱いのだ
「いいよ、わかったよ、でも、次ああゆうことするときは俺に一言いってね」
(うん)
767nova ◆H5winOJw
(ねえねえ?)
「どうしたの?」
(今日はお仕事お休みなんでしょ?)
「そうだけど、それがどうかしたの?」
(もう時間もあんまりないから、どこか楽しいところにつれてって)
「え?、そのままでかい?」
(当たり前じゃない、今更なにいってるの)
「だって、きみは・・・わかったよ、どこがいい?」
(えっとね・・・・遊園地がいいな)
「そういえば、キミは遊園地が好きだったね、あいかわらずガキっぽいな。」
(いいじゃない、楽しいんだから)
俺も遊園地はきらいじゃない、なぜかって、あそこにはたくさん着ぐるみがいるからだ
しかも、今回は彼女まで着ぐるみなのだ、しかし、いくらんでも、この街をでていくわけだし、彼女のこの姿を怪しむ人間もでてきそうだが
(ねえ、私、チケットもってるの、ここに行こうよ)
まるで、読んでいたかのように、チケットをだしてきた、彼女、それには俺の知らない遊園地の名前がっ書かれていた
ここはASUKAJAPANが独自に開発した遊園地で実際にはまだ開園していないが、今回は特別に開かれることになった
もちろん、スタッフ、キャスト、客はすべて会社の従業員などで構成されているため、着ぐるみになっている彼女のことは気にしないようにいわれている
「これは?」
(新しくできたんだって、こないだバイト先からもらったんだ~)
「ふ~ん。」
(どうしたの?)
「ずいぶんと用意がいいなって。」
(そ、そんなことないわ、私は、あなたといきたかったから、私のこと実は本当の彼女じゃないって疑ってるのもわかるけど、本物なの、お願い信じて)
「でもさ、それだってら、そんな着ぐるみなんかとって、本当の顔をみせてよ。」
(それはできないの)
「なぜ、やっぱり本物の彼女じゃないから?」
(実はね、私の力じゃ、この着ぐるみにはとれないの、自力で脱ぐことはできないの)
「え?それってどうゆうこと。」
(ごめんなさい、本当にこれ以上はいえないの、わかって)
「う~ん・・・・わかったよ、そうゆうことにしておく。」
805nova ◆vk.Swe/I
 一人暮らしの俺、の部屋に急にとびこんできた元彼女・・ではない、自分はその元彼女と名乗っている、着ぐるみなのだ
最近はやりの美少女の着ぐるみで、なにか深刻な事情で今はこうなっていると言っているが、俺の中ではかなり怪しいと思っている
普通に考えてたらおかしいと思う。

(どうしたの?)
「いや、なんでもない、ただ少し考えてたでけさ。」
(どんなこと?私の事?)
「そうだね。」

 いまではすっかり、俺になついてはいるが、俺の記憶の中の彼女はこんな子ではなかったような気がする、うまく似せてはいるが
俺の知っている彼女とは違うような気がするが、本人はあくまでも自分が彼女だといいはっているもんだし、どういえばいいかわからない
どうしたらいいんだろうか。

 事実、この美少女の中身は、元彼女ではない、別の女性だ、大手繊維メーカーで国際的企業のASUKJAPANが最新テクノロジーで開発した
特殊スーツである、それがどうゆうわけか市場実験でこのさえない男の目に前に現れたのだ、しかし、実はこの主人公の男はASUKAグループの重要人物なのである
この街全体がASUKAグループの街になっていて、たとえ誰でも彼女をみても不思議とは思わないのだ。

 本物の彼女はこの街のASUKAグループの支店に監禁されているのだ、なぜそんなことをされているのかはまだここでは語れないのだが、ASUKAグループで
この重要人物に思念をいだくものの策略なのだ。

 そんな彼女もいつまでもいるわけにもいかないらしく、一週間が限界らしい、俺はますます彼女に対する不信感がつのっていく、俺はジャーナリストでこれからでてくる企業の取材を
しているのだ、最近になって大手繊維メーカーASUKAJAPANのネタをしいれている、発展の裏で不法な取引がおこなわれているとゆう情報がはいっているのだ、記者の意地にかけてこの事実を
あばく、この自分が住んでいる街も(飛鳥町)で実はASUKAJAPAN傘下だとゆうことがわかっている。
806nova ◆vk.Swe/I
 聡明な読者はもうお分かりだろう、そうこの主人公は不正に利益をもうけているASUKAJAPANの真実を世間に知らせる記者である、しかし、それを黙って見過ごす会社ではない
巨大企業のデータベースはあらゆる情報をもっている、この記者の詳細もわかっているのだ、どこで生まれ、家族は何人、これまでの学歴、友人、知人、恋人まですべてわかっている、もちろん彼の着ぐるみの趣味もだ
いろいろかぎまわる彼を抑えるべく特別プロジェクトが動いたのだ。

 過去にこの記者が交際していた彼女が偶然にもASUKAグループの下請け会社の繊維加工工場で働いていたのだ、それは皮肉にも記者と別れた後で、その1ヵ月後に記者は不正のある企業を調査していたのだ
その直線状に巨大企業ASUKAJAPANがあったのだ、記者の彼女は下請け工場から本社に栄転されたが、それはもちろん組織が意図的に取り計らった措置である、彼女も最初はどうしてこんな下請け企業の一般パートの私が本社になんて
と思ったのだろうか、しかし、家庭が貧しいため少しでもいい給料をもらわないといけないとゆう経済的理由から転属したのだ。

 もちろん、そんなことも会社はしっている、彼女の家庭事情も理解した上での転属だが、本社ではほとんどおちゃくみなどの雑用である
本来は繊維工場で働いていたがその当時のことなど関係ない、オフィスで事務のした処理が彼女の仕事だった、そんな、ある日のことであった、上司からイベント会社の応援にいくよういわれたのだ
当然、彼女にそれを断る権利はなく、出かけていった。

 彼女がむかったのは、ASUKAJAPAN直営のゲーセンであった、ASUKAJAPANは近年ゲームメイカーとしてもトイ産業に進出、目覚しい飛躍をみせている、もちろん最初から大手の有名企業から有名なクリエイターをヘッドハンティング
しているのだ、ASUKAとゆうマスコットキャラクターの内臓が今回の彼女の任務である、ASUKAは鳥の妖精をイメージしたキャラクターである、しかし、この時点でASUKAJAPANは新製品の特殊繊維の模擬実験をおこなっていたのである
ASUKAはそのプロトタイプでもある試験機なのだ。

 当日はアシスタントが2人つく、着ぐるみを着せる専属のアシスタントとMC役の子、前にものべたが、この着ぐるみは一人で着用することができないため、専属のアシスタントが必要なのである
彼女自身、自分が着ることになっている着ぐるみがどうゆうものなのかはまだ知らされていない、よってまだ、これから自分になにがおこるかわかっていないのだ
彼女はどうせ、動物の着ぐるみかなにかだろうと思っているからだ。