状態: 完結, 文字数: 1,192, 投稿数: 4 # 王子様とお姫様の密会(仮) 886 :名無しさん@着ぐるみすと:2007/06/02(土) 17:12:34 私は派遣登録して着ぐるみの仕事がきた。 前からやってみたかったのでうれしかった。 現場は遊園地。遊園地のキャラクターをやって欲しいという事だった。 従業員口から入り用件を告げると25歳ぐらいの男の人が来た。 「派遣の人だね?」 「はい。佐々木亜季といいます。よろしくお願いします」 「控え室に案内するから」 控え室に案内してもらい待ってると女の子が1人入って来た。 挨拶し、さっき案内してくれたスタッフの人が来た。 「じゃあ皆さんそろいましたね」 スタッフの人が仕事の内容や注意事項を説明してくれた。 「じゃあよろしくお願いします」 「はい」 私は女の子に近づき 「佐々木亜季です」 「篠原愛です」 「愛ちゃんは何歳?」 「19歳」 「亜季ちゃんは?」 「19歳」 「同い年だね」 「そうだね」 887 :名無しさん@着ぐるみすと:2007/06/02(土) 17:56:30 着ぐるみは王子様とお姫様をモチーフにしたものだった。 王子様の顔はカッコイイし、お姫様は可愛い。 私と愛ちゃんはTシャツ・スパッツ姿に着替えた。 相談し王子様とお姫様交互に着ることにした。 私が先にお姫様を着て愛ちゃんが王子様を着る。 「ドレス可愛いね」 「タキシードもカッコいいよ」 休憩するごとに違う着ぐるみを着た。 「愛ちゃんいいニオイがするね。ごめんね私汗かきで」 「気にしないで。亜季ちゃん」 だいぶ時間が経ちあとバイト1時間くらいの頃、 愛ちゃんがこんな質問をしてきた。 「私のこと好き?」 「どうしたの愛ちゃん」 「私、亜季ちゃんタイプなの」 「え?」 「びっくりさせてごめんね。私レズなの」 「そうなんだ。びっくりしちゃった」 891 :名無しさん@着ぐるみすと:2007/06/03(日) 12:56:08 「亜季ちゃん、抱きしめてくれない?」 「ごめんね。出来ない。」 「じゃあ、着ぐるみ着てならいい?」 「王子様とお姫様のキャラだからいいよ。でもエッチなことはしないでね」 「うん、分かった」 愛ちゃんがお姫様、私が王子様を着る事にした。 着ぐるみを着ると愛ちゃんがテンションが高かった。 スタッフの人に誘導してもらい出口でお客さんのお見送りをしていた。 お見送りをしている間でも愛ちゃんは私と手をつなぎ、 楽しそうにしていた。 最後のお客さんを見送り私たちは控え室に帰ると、 スタッフさんの携帯が鳴った。 「ごめん、急用が出来ちゃった。着替えて仕事終わり。お疲れ様」 「お疲れ様でした」 スタッフさんが出てくと愛ちゃんが私に抱きついてきた。 「亜季ちゃん、ぎゅっとして」 ぎゅっと抱きしめた すると愛ちゃんは私のお尻を触り 「ごめんちょっと触らせて」 892 :名無しさん@着ぐるみすと:2007/06/03(日) 15:37:50 「亜季ちゃん、胸も触らせて」 愛ちゃんが胸をもみ始めた。 最初は恥ずかしかったけど段々気持ちよくなってきた。 「頭外さない?」 「いいよ」 私と愛ちゃんは着ぐるみの頭を外した。 汗をかいた愛ちゃんの顔。 目をつぶりキスを待っているようだった。 私は初めて女の子とキスをした。 「ありがとう。亜季ちゃん」 「私も楽しかった」 着ぐるみを脱ぎ、着替えた。 「亜季ちゃん、私の携帯番号良かったら連絡して」 「うん」 「じゃあね」 「バイバイ」 おわり