水槽

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完結
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379水槽 ◆3fxYsQevBc
妹との約束のため、喫茶店で待つ真希。
喫茶店の中央には大きな水槽があり、色鮮やかな魚たちが泳いでいる。
真希は水族館で働いおり海の生物が好きで、水槽のあるこの喫茶店は大のお気に入りで待ち合わせの時はよく利用していた。
昨日は水族館でトラブルがあり、仕事が終わったのは明け方近く、家で仮眠を取ってきたが眠い。
気を抜くと眠ってしまいそうだった。
380水槽 ◆3fxYsQevBc
ふと、窓の外に見える浜辺に目をやると、若い男がロープで黒い物体を引っ張っているのが見えた。
何気なく見ていたが、その物体は自力で動いている。
ウミガメ  そう分かった瞬間、真希は喫茶店を飛び出し走り出していた。
走りにくい浜辺を全力で走り、男に近づく。
ロープに繋がれているのはやはりウミガメ。
可哀想なウミガメを見て、喰ってかかろうとした男は真希の知っている人物だった。
男は昔、真希が片思いしていた高校の先輩、拓海だった。
拓海の方も真希に気づいた。
なんともいえない空気が2人を包む。
しかし、真希からウミガメの虐待を切り出した。
拓海は真希の言葉を遮らずにじっと聞いていたが、話が一段落すると、なにか言いにくそうな素振りを見せながら、小さな声で「同意の下でやっている」と。
波の音に消されてよく聞こえないと聞き直す真希に「ついてきて」と言って、ウミガメを抱きかかえて、駐車場に停めてある彼の車へと向かって歩き出した。
383水槽 ◆3fxYsQevBc
ワンボックスカーを開け大きなプラスチックケースを取り出し、そこへウミガメを入れ車に積み込む。
拓海に促され真希も車の助手席へ。
車の中から3月で冬の色をした海を眺めながら、拓海が話し始める。
今、後ろの座席の間にプラスチックケースに入れられているのは本物のウミガメではないと。
それを聞いて真希は拓海の説明を遮り、「造りものなら何故動いていたの」と質問をする。
少しムッとしながら、拓海が続ける。
「だから、ウミガメの中には人が入っていて、彼女もウミガメの中に閉じ込められることを同意してる」と。
ビックリして振り返りウミガメを覗き込んでいる真希にお構いなしに車は走りだす。
ウミガメの大きさからはとても人が入れそうには見えない。
拓海は車を走らせながら、「工具がないと彼女をウミガメから出せないから」と話しているうちに、海辺の一戸建てへと車は入っていく。
384水槽 ◆3fxYsQevBc
車を降りると拓海はプラスチックケースを家の玄関へと運び入れる。
そしてウミガメのいくつ決まった箇所の甲羅をマイナスドライバーでこじ開けていく。
甲羅の下からはボルトが現れる。
ボルトを外すと、人間でいうと背中の部分の甲羅がはずされた。
カメのシワのある身の部分が現れたが、ファスナーなどは見当たらない。
カメからは背中の甲羅を固定するためのステンレスの棒が違和感いっぱいに突き出ている。
真希はなにも話しかけず黙って拓海の作業を見守る。
次にカメはなんの抵抗もせず、されるがまま仰向けにされる。
そして拓海は腹の部分の甲羅を左右に揺すりながら引っ張りステンレスの棒を抜いていく。
甲羅を外されたカメの姿は真希の目には奇妙な生物に映った。
その奇妙な生物の腹の部分は縦に大きな切れ目があった。
切れ目はマジックテープになっていて、その下にあるファスナーを隠していた。
拓海はバリバリと音をたてながらマジックテープを外し、中のファスナーを開けた。
385水槽 ◆3fxYsQevBc
拓海の言葉やウミガメの大きさから、中に入れられているのは女性であることはわかっていた。
真希はウミガメの中にどんな人が入っているのかよりも、もし自分がウミガメの中に閉じ込められたらどんなに拘束感がすごく呼吸もままならず、そんな自分のすべてを拓海に握られているそんな状態を想像して、アソコが熱くなり少し湿ってきていることに我にかえった。
386水槽 ◆3fxYsQevBc
拓海は甲羅を外したカメの腹の辺りに開けたファスナーのところからカメの中に手を突っ込み中に入っていた女性を引っ張りだす。
どんな人が出てくるのかと、少し期待していた真希の前に出てきたのは、ぬるぬるしたような光沢を放つ青い物体。
青い物体は全身が青で、頭部はマネキンのように顔もなく、手足も短い。
甲羅を外されたカメよりは幾分人間には近づいたが、これはこれで人工的で無機質な感じがしたが、まるで手足の短い人形のように見える。
その物体はカメから出されると産まれたての動物のように床の上で短い手足を動かして動いている。
床を這いずりまわるようなその動きは拓海になにかを伝えようとしているようにも見える。
387水槽 ◆3fxYsQevBc
その青い物体を真希は興味ありげに近づいて見ていると、拓海が説明してくれた。
中の女の子には手足を曲げた状態で着る特殊なウエットスーツを着てもらっていてる、この特殊なウエットスーツは仕事の空き時間に拓海が造ったそうだ。
拓海の仕事はマリンスポーツグッズの製造ということも付け加えて説明を受けた。
説明のあと、カメから出されてうつ伏せで置かれている青い物体をよく見ると首の辺りに指のような形が見て取れる。
そしてお尻の辺りも脚が折り曲げられているので、足の形に膨らんでいる。
拓海が彼女の両脇を持ち、引き上げて壁もたれさせる。
膝で立った状態にされた青い物体と化した彼女の身体を舐めるように見る真希。
彼女の腰はくびれていて、胸も大きく中の女性はかなりスタイルのいいことがうかがえる。
しかし、疑問がどうやってこれを着せたのか、ファスナーどころか切れ目すら見当たらない。
389水槽 ◆3fxYsQevBc
そして彼女を見ていてもう一つ疑問が、顔はのっぺらぼうといった感じで顔の凹凸もない。
どうやって呼吸をするのだろうか、そのことが気になり拓海に聞いてみた。
拓海の回答はこうだった。
顔のところだけはウエットスーツのゴム素材がくり抜いていて、表面部分だけを残して周りと同じように見えるようにしている。
だから、顔の部分だけは薄くなっていて中からは外が見えるし、小さな穴もあいているので、呼吸もできるということだ。
よく見ると、顔のところが微妙に収縮していた。
特殊なウエットスーツの中での呼吸は辛いようで収縮のスピードは早くそして細かかった。
390水槽 ◆3fxYsQevBc
自分も彼女のようにされたいという願望を拓海にぶつけたいと真希は思っていたが、中の彼女も苦しいだろと思い、拓海に彼女を解放するよう促す。
それにそんな変態ぽい自分の思いを拓海以外に聞かれたくなかった。
拓海は膝で立たせた彼女の首と胸の間辺りを触っていたところ、切れ目が現れ、そこへ手を入れ顔へ向けて引き上げていく。
いよいよ、彼女とのご対面である。
自分より可愛い娘だったら、拓海のことを諦めようと考えていた。
それにすでに彼女が拓海の恋人の可能性もある。
ドキドキしながら、作業を見守る真希。
392水槽 ◆3fxYsQevBc
しかし、中から出てきたのは黒いのっぺらぼうだが、顔の凹凸は見て取れる。
頭の後ろにはお団子があるので、彼女は髪が長いことはわかったが、可愛い娘なのか若いのかすら、全くわからない。
ウエットスーツはネックエントリーと言って、首のところが大きく開き脱着ができるようになっている。
拓海に両腕を出してもらった彼女は、あとは自分でできるという仕草をすると、自らウエットスーツを脱いでいく。
曲げらた手足がようやく解放されて出てきた彼女は、曲げられていた関節を伸ばしたり、さすったりしている。
しかし、その姿は黒いマネキン。
顔だけでなく全身黒いゴムのようなもので覆われている。
398水槽 ◆3fxYsQevBc
拓海が「着替えておいで」と声をかけると黒いマネキンの彼女は頷き、奥の部屋へと消えていった。
拓海はあのマネキンのようなスーツについて説明してくれた。
あれは以前、会社でスイミングキャプを作っていたが発注がなくなり余った素材を会社から分けて貰らい、彼女を採寸して造ったそうだ。
着るときは唯一あいている首のところから、空気を送り込んでやり少し膨らませてから身体を滑り込ませると簡単に着ることができる。
そのため、空気が完全に抜いてしまうと黒い第二の皮膚のようになる。
頭全体を覆うマスクはスイミングキャプを造る要領で、鼻と目のところに小さな穴をあけてある。
穴も外からはあいているかわからないくらい小さいが中からは視界は充分確保できている。
しかし、呼吸に関しては穴が小さ過ぎるため、ゆっくりと呼吸するのには問題はないが、呼吸が荒くなると口の型が浮き出たり、マスクが膨らんだりするそうだ。
被るときはマスクを裏返しにし、首にあたる部分を大きく開いて一気にかぶる。
すると全身黒い皮膚に覆われたマネキンの完成となる。
締め付けられ具合は始めの採寸で調整が可能と拓海が説明し終わる前に、真希が小さく呟いた。
399水槽 ◆3fxYsQevBc
それは今までの一部始終を見ていて少し恥ずかしいが思っていたことが口をついて出た。
「私のも造ってもらえませんか?」
「えっ!?」拓海が聞き返して、沈黙が続く。
顔を真っ赤にした真希が、下を向きながら「私も彼女みたいにして欲しい」と。
拓海はそれを聞き、コクリと頷くと真希の採寸を始めた。
採寸が終わるころ、着替えにいった彼女がコーヒーを運んできてくれたが、その格好は先ほどの黒いマネキンの上にゴム製のメイド衣装をまとっていた。
メイドのコスチュームも拓海が造ったのか尋ねると、それは彼女が自分が着てみたいからと、スイミングキャプの素材で造ったそうだ。
すべてゴムで覆われたメイドはなにも喋らず、ただコーヒーをテーブルに置いて奥の部屋へと戻っていった。
真希は彼女のことや拓海との関係が気にはなっていたが、聞くことができず、連絡先を交換してその日は帰った。
400水槽 ◆3fxYsQevBc
数日後、拓海から連絡が有り、ドキドキしながら、拓海の家に向かう。
家に着くと拓海が出迎えてくれた。
今日は彼女は来ていないようだ。
部屋へ通されて少し待っていると、拓海が左手に黒いゴムの衣装と右手に送風機を持って部屋へ戻ってきた。
拓海に言われたとおり、真希は服の下に水着を着ていた。
水着はスポーツジムで使っている競泳水着。
水着姿になると、真希の豊満な胸が目立つ。
これから自分がされることを想像して興奮しているのか、薄い競泳水着の胸の先には乳首がクッキリと浮き出ている。
401水槽 ◆CJQE1jzaLA
拓海は横でゴムのスーツを広げ、水着になった真希にスーツを着るよう促す。
少し緊張しながら、大きく開いた首の部分に足を通す。
「冷たい!」思わず声を出してしまったが、足を通していくとゴムのなんともいえない快感が真希を包み込む。
しかし、足の先は細くなっていて上手く足が入らない。
拓海は送風機を真希のお腹までしか着れていないスーツ首の部分に包み込み電源を入れると、風が送られてみるみるスーツが膨らんでいく。
スーツのお腹辺りを膨らませている空気を足先に送り、足を通すと簡単に着ることができた。
スーツに入っていくと、中の空気が出てきたが、空気が抜けきる前になんとか身体を滑り込ませることができた。
しかし、両腕は胸の前で窮屈な状態で動かすことができない。
困っている真希をどうするのかと少し傍観している拓海に対して真希は必死に腕を動かすが、少しスーツが伸びる程度だった。
402水槽 ◆3fxYsQevBc
立った姿勢でなんとかしょうとしていた真希だったが、バランスを崩し倒れそうになる。
拓海は倒れかけた真希を優しく抱き、汗がにじんでいる真希に口づけをした。
とっさのことで抵抗もできない、両腕も塞がっている今の状態ではただ受け入れることしかできなかった。
スーツの暑さと口づけのせいで、さらに汗が吹きでる。
恥ずかしがっている真希とは対照的に、拓海は何事もなかったのように再び送風機でスーツに風を送る。
汗をかいた真希にとってこの風はなんともいえず、気持ちよく感じた。
腕も足の時と同じようにして着る。
真希が想像していたよりもこのスーツはピッタリしていて締め付けがすごい。
真希は快感に浸りながら、気がつけば自分で自分を抱きしめ、
そして自分で全身を撫で回していた。
403水槽 ◆3fxYsQevBc
ピッタリしたこのスーツを着るとボディラインが、恥ずかしいくらいクッキリと浮かびあがる。
中に着ている水着の形もしっかり出ている。
締め付けられ興奮しているせいか、水着とスーツを着ているにもかかわらず、乳首だけは硬くなり
しっかりと浮き出ていた。
拓海は休むことなく今度はマスクの首の部分を両手で大きく開き、真希の頭の上に。
慣れた手つきで真希にマスクを被せる。
そして「息はできる?」と拓海が覗き込みながら、聞いてきた。
質問にコクリと頷いたが、慣れていないせいか少し息苦しい、顔に張り付き締め付けられる感覚。
それはまた真希にとっては快楽であった。
405水槽 ◆3fxYsQevBc
壁に掛かっている姿見鏡の中には妖しい光沢を放つ黒いマネキンがこちらを見ている。
真希が動くと同じように動く。
後ろ姿を見ると、マネキンは綺麗なお尻で、妖艶さを醸し出していた。
マネキンにされ、拓海に少し触れられるだけでも感じてしまい、触れられる毎にビクついてしまう。
そんな真希にたまらなくなったのか、拓海は真希を抱きかかえ寝室に。
ベッドに真希を降ろすと、そのまま覆い被さり真希のアソコを指で触り始めた。
身体で普段敏感には程遠いところでも敏感に感じてしまうこのスーツでアソコを触られた真希は抵抗するどころか、すぐにイってしまった。
408水槽 ◆3fxYsQevBc
快楽で気絶してしまっていた真希だったが、暑さと息苦しさで気がつく。
マネキンスーツの中は多量の汗で不快感がある。
窮屈さも増している、それに視界が赤い。
とはいっても見えるのは天井だけだが。
なぜ赤いのか顔を触ろうとしてわかった。
すでに腕が折りたたまれている、足も。
気絶している間に真希は特殊なウエットスーツを着せられてしまっていた。
頭だけを動かして拓海を探すが、部屋に拓海の姿はない。
こんな格好のまま放置されてしまうのかと考えるとアソコが濡れて興奮していることに気づく真希。
それでもなんとか動こうとするが、腕と足を折りたたまれ仰向けにされた状態では何もできなかった。
409水槽 ◆3fxYsQevBc
動いたことで汗をかき、ゴムスーツの足先に汗が溜まっているのがわかる。
そのときドアの開く音がして、拓海が部屋に戻ってきた。
何かをベッドに置いたのはわかったが、なにを置いたのかは見えなかった。
拓海は赤い手足の短いウエットスーツを纏った真希を覗き込み、声をかける。
全く聞き取れなかったがそれに対して真希も声が届くかわからないが声を出し、腕を動かし応える。
拓海にも真希が目覚めていることしかわからない。
赤い物体からは「う~、う~」という声しか聞こえてこない。
しかし、拓海にとっては意識があること、それがわかれば充分だった。
410水槽 ◆3fxYsQevBc
先ほど拓海がベッドの上に置いたものは、ヒトデの着ぐるみ。
星形になったヒトデの裏側は、湿ったように見える突起物が多数付いている。
その突起物をかき分けるとファスナーが出てくる。
そのファスナーはヒトデのそれぞれの先端に向けて開くようになっている。
そのファスナーを開いたヒトデに特殊なウエットスーツを着せられ
た真希の頭と短くなった四本の手足を押し込んでいく。
ヒトデの着ぐるみに真希を押し込め拓海はファスナーを閉めた。
ファスナーのツマミ部分は取り外し可能になっていて、拓海はすべ
てを閉め終わるとツマミを取り外し、簡単にはヒトデの着ぐるみを
脱ぐことができないようにした。
417水槽 ◆3fxYsQevBc
ヒトデの表面は短く細かい突起物が無数に付いている。
ヒトデの突起物には、ローションを塗り拓海はヒトデとなった真希を床へ置いた。
真希は短い手足を動かして動こうとするが、ヒトデの着ぐるみで動
きが制限されている上ローションで滑って動くことができなかった。
しかし、真希にとってはたまらなく気持ちのいい時間であった。
上手く動けないが必死で動いている真希を上から、眺める拓海。
そんな自分を見られていることにますます興奮してくる真希であった。
425水槽 ◆3fxYsQevBc
しばらく、眺めていた拓海であったが、疲れて動かなくなった真希
を軽く足で蹴ると部屋を出て行った。
真希は拓海を怒らせてしまったのかと思ったが、拓海はすぐに戻ってきた。
そして、拓海はヒトデを抱えると別の部屋へ。
その部屋には大きめの水槽があった。
水槽には砂利と石が入っていて、水が少し入っている。
砂利のところへヒトデを置く。
そして拓海は耳元で「動いたら濡れるから動かない」でと。
水槽の中から外を見ると、部屋の隅に子供用のプールがあり、その
中にはカメが入っているのが見える。
426水槽 ◆3fxYsQevBc
動かないので人が入っていないのかと思ったが、拓海がカメに向か
ってなにか話すとカメが動きだした。
子供用プールの水をこぼしながらカメがプールの外へ出てきた。
時間をかけてようやく出てきたカメはえらく疲れているように見える。
拓海はカメを褒めているのか、なにか話しかけながらカメを撫でている。
それが終わると前に見たように、カメの甲羅を外し、手足を折りた
たまれた特殊なウエットスーツの女性が出てきた。
ウエットスーツを脱がされた彼女はやはり前と同じ光沢のある黒い
マネキンようだった。
黒いマネキンはヒトデにされた真希の入った水槽の前に立ち、水槽
を軽く叩く。
真希は自分が鑑賞用の生物になった気分だった。
黒いマネキンは水槽を背にし、マスクを脱ぐ。
真希はどんな女性なのか気になり見ようとして動いてしまい
水のところにはまりこんでしまう。
それに気づいた女性は水槽を上から覗き込み真希に声をかける。
「お姉ちゃん、大丈夫?」
その顔は妹の早希。
427水槽 ◆3fxYsQevBc
ビックリし、我にかえるとそこは待ち合わせをしていた喫茶店。
水槽の中にはヒトデが見える。
ボーっとしていると、いつの間にか目の前に妹の早希が立っていた。
「昨日、仕事でトラブルがあってあまり寝てなかったから」と説明
している途中に話しを切られ、
「そんなことより早く買い物に行こう」と手を引かれて店を出た。
店を出るとき、妹から少しゴムの匂いがした。

真希は今でも時々あの喫茶店で一人、ウミガメと男がいないかコーヒーを飲みながら眺めている。

※※※※※おしまい※※※※※


駄文読んで頂きありがとうございました。
妄想特急を書いているときに玩具を思いついたが、中途半端な感じ
で無理やり終えてしまったので、
妄想特急の続編のような感じで終
わり近くまで書いてから、書き込んでいきました。
今後の参考にしたいと思いますので、ご意見あればお願いします。
433水槽 ◆3fxYsQevBc
感想ありがとうございます。
ヒトデの描写がいまいち上手くかけませんでした。
もう少し上手く書けるよう次回作は努力しようと思います。

また、今書きかけている妄想ストーリーに、続*物産店を掛け合わせてみようと思います。
ご期待下さい。