続*スレ違いなら…第二章

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完結
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700続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
1.

エイリアンの映画紹介も終わり今日からは普通の映画紹介に戻る。
着ぐるみを着ることができないことを麻美は少し残念に思っていた。

テレビ局に行くとなにか申し訳なさそうに久美子が待っていた。

どうしたのかと尋ねると、先週好評だったので、今週も続けて違う着ぐるみに入って欲しいとのこと。

今回は配給会社ではなく、テレビ局が費用を半分負担して着ぐるみを作成。

いつもの部屋へと久美子と一緒に向かう。

部屋に入る前に、久美子からビニールに包まれた黒いものを渡される。

『また!』麻美は思わず言ってしまったが、顔は言葉とは裏腹に笑顔に。
心の中ではまた着れることを嬉しく思っていた。

そして久美子に笑顔で『手伝って!』といって、部屋へ引き入れた。

今度はどんな着ぐるみかと部屋を見回す麻美。
部屋の奥にビニール袋に包まれたものが。

『今回の着ぐるみはあれ?』奥にあるビニール袋を指差し、聞くと久美子はうなづいた。

ビニール袋を取るとそれはクマの着ぐるみ?というよりは大きなぬいぐるみ。

手足は太いが非常に短い。
麻美が『こんなに小さいとはいれないよ。』というと。

久美子は先ほど渡したビニールに包まれた黒いものを指差し、『それを着てもらったら大丈夫です。』と。
701続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
2.

よくわからないが袋を開けて中身を取り出し広げてみる。
それは合皮で作られたスーツ。
こちらも手足が短く、顔までがすっぽりと隠れてしまい、全身包まれてしまう。
ただ、視覚のための目と呼吸のための口の部分には多数の穴があいている。
さながら、動きを制限される拘束スーツといった具合である。

『え!これを着るの?』麻美が尋ねると、久美子は『私がサポートしますから大丈夫。』と。

久美子を信頼してさっそく着替える。
いきなり裸になった麻美に、久美子が『どうします?ゴムのスーツも一応準備しておきましたが。』と。

『じゃあ。せっかくなんで』といってゴムのスーツを着る麻美。

今回のゴムのスーツは股の辺りに違和感を感じたが、拘束スーツを広げて催促する久美子に急かされ、よく確認できなかった。

拘束スーツを着るには背中のファスナーをいっぱいまで開き、膝を曲げて片足ずつ入れていく。

膝を曲げた状態で下半身が拘束スーツにおさまると、久美子は引っ張り上げるようにして短い足の先まできっちりといれてしまう。
完全に入ってしまうと自分1人では脱げそうにないなぁと麻美は思った。

次は腕を曲げ肘を突き出すようにして拘束スーツに腕を通す。
久美子は床に四つん這いになった状態の麻美の背中側からスーツを引き上げるようにして腕も完全にスーツにおさめる。
704続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
3.

最後は頭、なにも付けずに頭をこのスーツに入れるのは難しかった。
麻美ならゴムのスーツを着てくれるだろうと久美子は思っていた、そして麻美は久美子の思っていた通りにしてくれた。

髪が邪魔せず、すんなりと頭が入った。
久美子は拘束スーツのファスナーを閉めていく。
閉め終わる前に麻美に異常が。

しきりに首を振り、唸っている。
久美子はびっくりしてファスナーを開けて、麻美の頭をスーツから出す。

『どうしたんですか?』と久美子が尋ねると、苦しそうに呼吸をしながら麻美が『息ができなかった。』と。

麻美が着ているゴムのスーツも拘束スーツも視覚と呼吸用の穴はあいているが、細かくてよく見ないとわからないほど小さい。
それらの穴を調整しないで着せたので呼吸ができなくなってしまった。

2回目は頭を入れたあと、しっかりと呼吸ができるように調整した。
拘束スーツを着用したその姿は四肢を切断されたように見える。

黒く鈍い光沢のある拘束スーツに包まれた麻美に、今度は大きなクマのぬいぐるみを着せる。

クマのぬいぐるみの背中のファスナーを開けて準備する久美子を犬のように四つん這いで待つ麻美。
よく見ると、腕がプルプルして辛そうである。

クマを麻美の近くまで持ってきて着せようとするが、久美子1人の力では麻美を持ち上げることができない。

仕方ないので応援を呼びにいくことに。
待っている間、四つん這いは辛そうなので麻美を拘束スーツを着せたままクマのぬいぐるみ横に並べて座らせた。

久美子が応援を探しに部屋を出ると、ちょうど衣装や道具を担当している優香に出会った。
707続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
4.

同期入社で仲のいい2人、事情もそこそこで部屋へと引き入れる。

部屋に入ると大きなクマのぬいぐるみとその中身となる黒い物体が並んで座っている。
その黒い物体に麻美が入っていることを説明して、横のクマのぬいぐるみを着せたいことを優香に伝えた。

2人でどうしたら上手く着せることができるか考えた結果、まずクマのぬいぐるみを四つん這いの状態にし、黒い拘束スーツに包まれた麻美を同じ四つん這いの体制でクマの上に着せるというよりは持ち上げて落とすようにしてみようということになった。

かけ声をかけ、一気に拘束スーツに包まれた麻美を持ち上げクマの着ぐるみの背中まで持っていき、下ろしていく。

クマのぬいぐるみの中は綿がぎっしりと詰まっていて人の体がどうにか入れるスペースが辛うじてある程度。

頭の部分は首さえ通してしまえば、クマの頭の内側は体部分に比べ、広くなっているので呼吸もできるし、クマの口の穴から外もよく見える。

四つん這いにしたのは正解だった。
座らせた状態なら着せるのも大変だったが、四つん這いにしたことで手足は麻美の自重でなんとか入っていった。

合皮のスーツは滑りが悪かったが、なんとか頭を通せた。
今度はきちんと麻美に大丈夫か確認を取る。

クマのぬいぐるみの口の奥から篭ってはいるが、ちゃんと麻美の返事があった。
『大丈夫です、苦しくないです。』
麻美の確認が取れたのでファスナーを閉める。
708続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
5.

『手を動かせる?』久美子が尋ねると、動かせますという声とともに両腕をパタパタ振る麻美。

『すごくかわいい。』優香が笑顔でいった。
全く問題なさそうである、汗もかいてひと段落したい久美子であったが、次の準備にかかる。

次はクマを台車に載せて、スタジオへと運ぶ。
台車の準備をしていると、クマのぬいぐるみが四つん這いになって歩いてきた。

久美子は台車を押さえて載るのをまったが、クマは上手く台車に載ることができない。またも優香に手伝ってもらう。

ようやく準備ができ、優香に礼を言って別れた。
久美子はスタジオまで大きなクマを載せた台車を押していく。

スタジオに入るとクマのぬいぐるみの口もとにピンマイクを取り付ける。
709続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
6.

番組はニュースを女性アナウンサーが読み上げている。
これが終わると麻美の映画紹介のコーナーに入る。

麻美がいつも映画紹介をするモニターとは反対側にいるコメテーターやゲストに話が振られているうちに久美子は麻美の入ったクマのぬいぐるみのセットにかかる。

いつもはテーブルにフリップをたてて麻美自身の感想や見どころを紹介する。

クマのぬいぐるみに入っていてはフリップを持つこともできないので、女性アナウンサーが代わりにフリップを出すことになっている。

映画紹介のコーナーが始まり、女性キャスターは立ち上がり、麻美の定置に立つ。
しかし、クマのぬいぐるみに麻美が入っていることは誰にも伝えられていなかった。

コーナーが始まり、女性アナウンサーが映画紹介のタイトルコールをして、フリップをたてたとき、クマのぬいぐるみが手を動かし、しゃべりだす。

びっくりした表情で、クマのぬいぐるみを覗き込む女性アナウンサー。
しかし、篭ってはいるが麻美の声だと気づいた。

『麻美さん?』女性アナウンサーが尋ねると、クマのぬいぐるみの中からハイと元気な麻美の声が帰ってきた。

あまりのかわいさに女性アナウンサーは麻美の入ったクマのぬいぐるみに抱きつく。
そして麻美さん、『紹介お願いします』と紹介に戻る。

麻美は目の前に特別用意してもらったモニターを見ながら紹介をする。
見えにくかったがなんとか無事に終えることができた。
712続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
7.

コーナーが終わり女性アナウンサーが麻美に質問してきた。
『麻美さんどうやって、クマに入っているんですか?』

この女性アナウンサーとそんなに身長差のない麻美が、腰ほどの高さのクマのぬいぐるみにおさまっているのが不思議だったのだろう。
おまけに手足も短い。

麻美はクマが座っている姿勢では、正座をしている状態で腕は曲げていることを説明した。

女性アナウンサーは納得して、今度は『歩くことはできますか?』と。

麻美は四つん這いなら、なんとかできます、といって四つん這いで歩いて見せた。

女性アナウンサーは四つん這いで進むクマに駆け寄り、『かわいくないので二足歩行して下さいよ』とクマを立たせる。

打ち合わせにも全くない状況に焦った麻美であったが、やれるだけやってみようとバランスを取ろうとする。
しかし、折りたたまれた短い腕と拘束スーツを着た状態では立つこともできずに後ろへひっくり返り、フリップを置いてある机まで倒してしまった。

慌てたスタッフがここで無理やりCMを入れる。

謝る女性アナウンサー、すぐに久美子が台車を持って登場。
麻美の入ったクマのぬいぐるみを載せると着替えた部屋へと運んで行った。

CMがあけ、女性アナウンサーが先ほどの件についてお詫びをいれて、番組はその後も進行していった。
714続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
8.

久美子は麻美に声かける。
『大丈夫だった?』
麻美は『ぬいぐるみに包まれているので全く大丈夫です』と。

部屋に戻り、台車からクマのぬいぐるみを降ろす。
続いてクマの背中のファスナーを開けて麻美を出そうと腕を入れる。

中は思っていたよりも暑い、綿がしっかり詰まっていて拘束スーツの麻美の腰に手をまわして引っ張り出そうとするが抜けない。

久美子は両足でクマのぬいぐるみを押さえるようにしてようやく麻美を出すことができた。

まだ呼吸が荒く拘束スーツを着たままの麻美にディレクターからの伝言を伝える。
トラブルがあったので、麻美ちゃんにはゆっくりしてもらって、今日の出演はもうないことを。

それを聞いて安心したのか、麻美は床に大の字になった。
しかし、拘束スーツを脱がして欲しいとは言わない。

久美子は『まだ、このままでいい?』と尋ねると黙ってうなづくような仕草を見せる麻美。

それを見て久美子はあるものを準備する。
それはピンクローター。

久美子は拘束スーツの上から麻美の胸を優しく揉み、背中ファスナーを少し開ける。
そこから手を入れ、麻美の陰部へ。

今日、久美子が渡したゴムのスーツは股のところがコンドームのようになっている。
麻美は着用するときにこのことに気づかず、外側へ出たままになっている。
そのコンドームのようになっている部分を麻美の陰部を優しく撫でるようにして入れていく久美子。
715続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
9.

それが終わると今度はピンクローターを麻美の陰部へと挿入。
拘束スーツのファスナーを閉めるが、ローターのスイッチは操作できるように外に出す。

そして、スイッチを入れる。
途端に麻美に変化が、身体を小刻みに震わせているかと思うと横向きになり、身体を反らしたり丸めたりし始めた。

次第に気持ちよくなってきたのか、麻美の喘ぎ声も大きくなる。
拘束スーツの中で動きを制限され、どうする事もできず、『イッちゃうぅ』という大きな声とともに動かなくなった。

拘束スーツからでたスイッチだけが麻美が小刻みに動いていたため、しばらく揺れていた。

『今日は初めてなのでこれで終わり』と麻美に声をかけた久美子は拘束スーツを脱がせる。

しばらく、手足を曲げた状態だったので、麻美の手足は痺れてすぐには動けなかった。
716続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
10.

そんな無防備な麻美に久美子が寄ってきて、ゴムのスーツのコンドームのようになった部分に指を差し込み、いじり始めた。

先ほどイッてしまった麻美。
我慢することができずに、すぐに声をあげてイッてしまう。

ぐったりした様子の麻美を見て、久美子はこれ以上の攻めはやめてしまった。

希望としては、久美子もゴムのスーツを着た上から拘束スーツに押し込んでもらい、ローター攻めにあいたかった。
そして最後は2人でゴムのスーツを着たまま愛撫。

しかし、今日は他の仕事もあり麻美につきっきりというわけにもいかなかったので、切り上げた。

麻美のゴムのスーツを脱がせながら、『月曜もあるから、出演が終わってから楽しみましょ。』と耳元で囁いた。

疲れた表情の麻美だったが、それを聞いて笑顔になった。
718続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
11.

月曜はいつもより早く来てほしいと久美子から連絡があった。

麻美が少し早めにいくと、すでに久美子が待っていた。

久美子の話によると、クマのぬいぐるみは今日で終わり。
金曜から別の映画の着ぐるみに入ってもらうことになったという。

今回は麻美1人だけでなく、女性がもう1人、2人でやってもらうことになったというのだ。

その女性のスケジュールの空いている日が金曜までで、今日しか顔合わせできないので早く来てもらったと。

部屋に入ると、金曜にクマのぬいぐるみに入るときに手伝ってもらった優香。
そしてその横に小さな河童?

麻美があいさつをして、1人と1匹に寄っていくと、河童のような生物がマスク部分を取り、中からかわいい女性が現れた。

彼女の名前は亜美。
すごく小柄ではあるが、麻美の2つ年下ということだった。

あいさつもそこそこに久美子が金曜の説明に入る。
金曜から着てもらうのは河童の着ぐるみです。

ただ、今 亜美さんが着ているのとは顔や身体が違います。
着ぐるみのベースはウエットスーツを使用している点では今着ているものと同じです。

あと、入り時間ですが1時間以上前にお願いします。
映画同様にして欲しいと配給会社から依頼されてますので、背中のファスナーはわからないように優香に加工してもらいます。

それを聞いた亜美はなんだか落ち着かない素振りを見せる。
麻美はよくわからず首を傾げている。

説明が済んだところで、亜美の時間もなくなり、着ぐるみを脱いだ。
亜美、麻美お互いにあいさつをして、亜美と優香は部屋を出て行った。

次は河童かぁと思いを巡らせている麻美に『さぁ、仕事、仕事』と久美子が声をかける。
719続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
12.

ゴムのスーツと拘束スーツが用意されたが、拘束スーツが変わっている。

合皮とは違う光沢がある。
拘束スーツはエナメル素材に変わっていた。
エナメルの拘束スーツはクマのぬいぐるみに入るときに滑りを良くするため。

それだけではない、クマのぬいぐるみも可動部分の腕や足の付け根の綿を少なくして動きやすくされていることに麻美は後で気づく。

土曜、麻美に近いスタイルの久美子は休みを返上して自分が拘束スーツを着て何度も試したのだ。
もちろん、1人ではできないので優香に付き合ってもらった。

エナメルの拘束スーツは今朝、納品されたばかり。

ゴムのスーツに着替えた麻美にエナメルの拘束スーツを着せていく。

エナメルは合皮よりも伸縮性が少ないので拘束感が増す。

ぴっちりし過ぎて、足の爪先までくっきりと浮き出ている。

膝を曲げることで張った太ももが黒いエナメルに覆われ、艶かしいく光っている。

腕を曲げ拘束スーツにおさまっていく麻美。
エナメルでギチギチに拘束されることに興奮しているのか、ゴムとエナメルに覆われても乳首の勃起を隠せないほどになっていた。

次は頭、金曜のように失敗しないように呼吸と視界を確認してから背中のファスナーを閉める。

伸縮性がないので、ファスナーを閉めると麻美の身体もそれに合わせて少し反った。
そして、薄っすらと形の見えていた乳首がくっきりと浮きでた。

それを見た久美子は時間がそれほどないにもかかわらず、乳首を攻める。

拘束スーツで動きを制限された麻美は逃げることはできない。
気持ちよさから身体をよじるような動きをするたびに、エナメルのギシギシと軋む音が部屋に響いた。
720続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
13.

本番前、まだまだ攻めたい気持ちを抑え、楽しみは後に取っておこうと久美子は気持ちを切り換える。

途中でやめられて、悶々としたまま麻美は着ぐるみの中へ。

四つん這いにしたクマのぬいぐるみのお尻の方から麻美を押し上げていく久美子。

拘束スーツをエナメルに変えたおかげでスルスルと麻美はクマの中へ入っていった。

頭を押し込むのを手伝って、クマの背中のファスナーを閉めて完成。

久美子が台車を準備していると、クマのぬいぐるみはよちよち歩きではあるが自分で歩いていた。

クマを動き易くしたのもあったが、麻美も休みの日、膝で歩く練習をしていた。

台車に自分で乗ったクマを久美子はスタジオへ運ぶ。
722名無しさん@着ぐるみすと
14.

月曜は映画紹介のコーナーがない。
かといって、エイリアンの時のように配給会社がスポンサーとしてついてくれているわけでもない。

大きなクマのぬいぐるみはテレビ局として視聴率を狙ったもの。
裏には配給会社とテレビ局のお偉いさん同士の同意のもとであるが。

クマのぬいぐるみが今日は自力でスタジオの中央へ歩みを進め、簡単な映画の紹介があり、呆気なく終わってしまったと麻美は思っていた。

久美子もただ、麻美に着ぐるみを着せて連れてくるよう言われていただけだった。

 しかし、男性アナウンサーはクマのぬいぐるみの横へやって来ると、クマの頭を撫でながら、『それでは今夜7時からの番組紹介を身体を張ってやってもらいましょう。』と。

その番組とは四半期毎にやっているクイズ番組。
麻美もその番組は知っていた。

クイズに挑戦する解答者はセットの箱の上に乗りクイズに答えていく。

始めは一番低い箱からクイズは二択、三択、四択、五択と増えていく。
それに合わせて賞金もアップ。
もちろん、難易度も上がる。
不正解だと箱の上部が開き落とされる。

箱の中身も難易度毎に過激になっていく。

麻美もこの番組にいつかは出たいと思っていたが、まさか着ぐるみで出ることになるとは思ってもみなかった。
723続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
15.

番組の司会者も登場し、有無を言わせずクイズ番組のセットへ移動させられる麻美。

司会者が本番さながら『では、挑戦してもらいましょう』と力の込もったアナウンスとともに、箱の上に乗せられたクマのぬいぐるみにスポットライトが当てられる。

もう、あとには引けない状況となってしまった。

1問目、2問目を麻美は難なくクリアした。
ただ問題があったのはクイズをクリアするごとに高くなっていく舞台となる箱の段差。

クリアするごとに短い手足では昇ることができずに、横へ転がる。
その度にスタッフ2人がかりで上の段の箱へと乗せてもらった。

ついに一番上、五択の問題。
これをクリアすると、別のステージで最高賞金をかけて難問のクイズが出される。

ただ、最後の問題だけは棄権して今までの賞金をもらうこともできる。

挑戦して、外れても罰ゲームは無し。

あと1問というところで、今までとは全くレベルの違う問題が出た。
そう、今まで麻美は泳がされて一番上の段まで上げられ、盛上がりを作っただけであった。

当然のように不正解で落とされる。
箱の中は外からは見えないように隠されていたが、解答者が落ちると罰ゲームが明かされる。
726続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
16.

箱の中はトリモチ。
うつ伏せに落ちたクマは大の字になり動かないというより動けない。

麻美は必死に声あげて動こうとするが、強力なトリモチがそれを許さない。

そんな着ぐるみの中でもがいている麻美の画をバックに司会者が『今晩、お楽しみに』といって手を振り、番組宣伝は終了。

男性アナウンサーが『麻美ちゃん、大丈夫ですかねぇ』と心配している素振りを見せてから、次の天気予報に移る。

結局、クマのぬいぐるみはトリモチのシートから外されることなく、久美子の台車に乗せられて部屋へ戻ることになった。



久美子はこのクマのぬいぐるみはもう使えないなぁと思いながら、クマの背中のファスナーを開ける。

ようやく解放されると思っていた麻美だったが、甘かった。
727続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
17.

クマのファスナーだけでなく、拘束スーツのファスナーも開く。

次の瞬間、久美子の手が股のところへ。
ゴムのスーツのコンドーム状になったところに何かが入ってきた。
それも一つや二つではない。

ヤバイと思ったときには、ジッジッという音とともに拘束スーツのファスナーが閉められた。

クマからなんとかして出ようと拘束スーツで抵抗する。
しかし、アソコに入れられたローターのスイッチが入る。

快感が麻美の身体を走る。
複数のローターが麻美の身体の中で、お互いにぶつかり合い暴れる。
それがより一層快感となっていく。

そんな中、微かなジッジッという音と共に拘束感が増していく。
728続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
18.

久美子はクマのファスナーも閉め、麻美を気持ちよくさせてあげているうちに、自分も用意しておいたゴムのスーツに着替える。

このゴムのスーツも股のところがコンドーム状になっている。
途中、自分のアソコに押し込む、早く麻美と戯れたいと思ったとき、麻美のことを思い出した。

振り返るとトリモチに先ほどよりも絡まり密着して、震えるように細かく動くクマの姿があった。

麻美は何度も『ダメー、イッちゃう』と繰り返していたが、ワクワクしながら着替えている久美子には届いていなかった。

気絶寸前で声も出ない状態のとき、ようやく気がついた久美子がクマのファスナーを開けてローターを止めた。

うつ伏せの麻美は太ももやお腹辺りまで愛液でびちょびちょになっていた。
730続*スレ違いなら…第二章 ◆FhKfi6ijAo
19.

久美子は自分もトリモチにくっつかないように慎重にクマのぬいぐるみから拘束スーツの麻美を引っ張り出す。

背中から出ているローターのスイッチとコードを除けば、黒光りするその姿はかっこ良く見えた。

クマのぬいぐるみから出て拘束スーツのまま、横になっている麻美の息は荒く苦しそうに呼吸を繰り返す。

ゴムのスーツのまま、その様子を伺っていた久美子だったが、呼吸が落ち着いてくると気になるのは、腰辺りから出ているスイッチ。

ついつい、スイッチを入れてしまった。
今度はクマの中とは違い動くことができる。
エナメルがギシギシという音を立て、麻美が快楽の声をあげる。

その様子を見ていた久美子の股間も熱くなる。
自分も麻美と同じ快楽を得たくなった久美子。

麻美を拘束スーツから解放する。
手足が痺れて満足に動けなくなっている麻美からローターを抜く。
抜かれる刺激で麻美が声をあげるが、そんなことにはお構いなし。
久美子はローターを自分のアソコへ押し込んでいく。

そして麻美の温もりの残るエナメルの拘束スーツへ起用に身体を潜り込ませる。

久美子にとっては、この拘束感がたまらない。
自分の身体が先ほどの麻美が着ていたように妖しく光沢を放っていると思うと興奮がより一層高まる。

久美子の早く拘束スーツに閉じ込めてというアピールに麻美は力なくファスナーを閉める。
最後にローターのスイッチを入れると麻美はシャワー室へと向かう。

拘束感と熱くなった久美子のアソコを襲うローター。

久美子が想像していた以上の刺激。
たまらず、すぐにイッてしまう。
しかし、余韻に浸ることもできない。
止まることのないローターは、久美子のアソコを攻め続ける。

このままではダメだと思い『麻美、止めて。』と叫んだが反応がない。

『止めて下さい。』と懇願するが反応はない。
じきに絶頂に達し、ついには久美子は気絶してしまった。
それでもローターは動き続ける。

そのとき、麻美はシャワー室で足を投げ出して座り込み、ただゴムのスーツが水を弾く音だけが聞こえていた。


end…



駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
今回、構想がイマイチだったので、もう少し構想練るようにします。