宅配便

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完結
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742宅配便 ◆3rZQiXcf5A
1.

金曜の22時、マンションのチャイムがなり、宅配便の荷物が届く。

仕事から帰ってきて、ひと息着いていた会社員の男が受取りにいく。

荷物は大きなダンボールが一つ。

男はダンボールを寝室へと運ぶ。
ダンボールを開け中身を取り出すと、それをベッドの上に静かに置いた。

そして男は部屋を出ていく。

ベッドの上に置かれていたものは、ダッチワイフ。

顔はいかにもといった絵が描かれ、口の部分は丸く穴が空いている。

手や足の先には指などはなく、丸くなっているだけ。

また、口と同様にお股のところにも穴があいている。

ただ、このダッチワイフには普通のものとは違うところがある。

それは鼻。
小さな穴があいており、耳を澄ますと呼吸する音が聞こえる。
743宅配便 ◆3rZQiXcf5A
2.

しばらくすると、男が戻ってきた。
彼の腰にはタオルが巻かれている。
シャワーでも浴びてきたのだろう。
少し濡れた身体が光っている。

男はダッチワイフへ寄り添うと、股の穴へと指を入れ弄り始める。
ダッチワイフは少し動いたように見えた。

少しすると、男は股の穴から指を抜いた。
じきに空気で膨らんだビニール製のダッチワイフがしぼんでいく。

男はしぼんでシワシワになったダッチワイフをひっくり返し、膨らんでいたときには隠れていたファスナーを開く。

開いたファスナーの中に見えるものは、黒い長い髪と白い肌。

そして男はダッチワイフを脱がせる。

中から出てきたのは、かわいい顔をした人間そっくりのラブドール。
皮膚はシリコンでできている。

顔は童顔であるが、胸が大きくエロっぽい身体つきをしている。
746宅配便 ◆3rZQiXcf5A
3.

ダッチワイフから脱皮したラブドールをベッドの端に座らせると、男は裸になり自分のイチモツをラブドールの手に握らせる。

ラブドールは視線を動かすことなく男のイチモツをシゴき始めた。

次第に気持ちよくなってきた男は、今度はラブドールの口に自分のモノをねじ込む。

少し声が出てしまったラブドールであったが、すぐに男の腰辺りに手をまわし、それを受け入れる。

そして気持ちよさから、男はすぐにイッてしまった。

ラブドールの口からイチモツを抜いた後、ラブドールの口からは白い液が垂れている。

それを優しく拭いてやり、ベッドへと横たえる。

ラブドールの視線は天井を見て、男を見ることはないが、呼吸が荒くなり横たわった胸が上下している。
750宅配便 ◆3rZQiXcf5A
4.

男はラブドールに覆い被さると、次は下の穴へイチモツを突っ込む。

男は普通の女性よりも物のようにされた女性に興奮することは自分でも気づいていた。

しかし、そんな彼の性癖を満たしてくれる女性はいなかった。

そんな時見つけたのがこのサービス。
ラブドールを一晩派遣してくれるというもの。
ラブドールにはなにをさせてもよい。

ただし、禁止事項は3つ。
1.話をすること。
2.ラブドールを脱がせて中の女性の顔を見ないこと。
3.サービスの延長はなし。時間厳守(22時~翌朝6時まで)




男は激しく腰を振り、絶頂に達する。
ラブドールも気持ちよかったのか、男と同じように絶頂を迎えた。

ラブドールも気持ちよくなり、途中何度もイキそうになったが必死に堪えているのが男にはわかっていた。

行為が済んだあとはかなり息苦しかったのであろう。
ラブドールは荒い呼吸と共に赤いコンドーム状のものが膨らんで出てきては、また口の中へと入っていく奇妙な光景を作り出していた。

しばらく、静かに時がすすむ。
疲れたのだろう、ラブドールは寝息を立て始めた。

男は静かに部屋を出た。
752宅配便 ◆3rZQiXcf5A
5.

男は数分後、部屋へと戻ってきた時には、ラブドールはすっかり眠っていた。

男はこのラブドールに着せるために用意した着ぐるみを取りにいっていた。

同じラブドールでサービスを受けて今回で5回目。
初回ですっかり気にいった男はこのラブドール朱美にご執心である。

2回目の時に身体を採寸して、朱美専用の着ぐるみをと考えていた。

その着ぐるみが最近ようやく完成して届いた。
その着ぐるみはウルトラの母。

この男の友人のコネで、無理をいって造ってもらった。

男は着ぐるみが届いた日から、この日を待ちわびていた。
着ぐるみの背中のファスナーを十分に開き、準備を始める。

ウルトラの母はウエットスーツを主に造られていて、マスクも一体となっているが、グローブとブーツは別になっている。

まずはラブドールを座らせて片足ずつウルトラの母を着せていく。

シリコン製の肌はウエットスーツの中では滑りが悪く片足を通すだけでもかなりの労力を要した。

両足を着せたところで、ラブドールの手を引っ張り立たせる。
男はラブドールの後ろにまわる。

そして、まだウルトラの母の中におさまっていないお尻を着ぐるみの腰辺りを持ち上げて着ぐるみの中へといれてやる。

下半身を着せた時点でブーツを履かせる。
753宅配便 ◆3rZQiXcf5A
6.

次は腕を通していくのだが、こちらは足に比べると簡単に通すことができた。
腕を通した後、今度は着ぐるみの背中辺りを引っ張り、しっかりとウルトラの母を密着させ、グローブをつける。

グローブとブーツは本物とは違う仕様になっている。
ブーツは銀色でタイトなハイヒールになっている。
グローブも同じく銀色のラバー製でピッタリしており指の凹凸もはっきり見て取れる。
別に装着したとは思えない程の一体感の仕上がり。

こうして、かわいい顔のラブドールの身体はすっかりウルトラの母となり、胸には母の頭が垂れている。

ラブドールを一旦ベッドに座らせ、
大粒の汗を額に光らせている男も疲れたのか隣りに座る。

ウルトラの母をわ早く着せたい一心で頑張ってきた男だったが、さすがに疲れたようである。
ただ、彼のイチモツは興奮のあまり勃ちっぱなしであった。

男は少し落ち着いた時点で、最後のマスクを被せる作業に移る。

ラブドールは鼻のみで呼吸をしているので、ウルトラの母のマスクに特別にあけてもらった鼻呼吸用の穴に慎重に合わせながらマスクを被せる。

しばらく様子を見てから、少しずつファスナーを閉める。

ウルトラの母の鼻付近に耳を持っていくと呼吸する音が聞こえる。
ラブドールが苦しむ様子もない。

男は少し離れてウルトラの母となったラブドールを眺める。

膝の上に手を重ねて置いて座っている姿は女性らしさを感じさせる。

男は我慢ができずに、ウルトラの母の胸を揉み、身体中を触り尽くす。

そして、ウルトラの母を押し倒し、その股間に自分のイチモツを擦り付ける。

男はあっという間にイッてしまい、白い液をベッドの上にぶちまけた。
754宅配便 ◆3rZQiXcf5A
7.

その後、部屋着に着替えた男はウルトラの母の手を引いてリビングへ。

ソファに座り母に膝枕をしてもらいテレビを見る。

何よりも贅沢、そう思いながら男はウルトラの母の身体を撫でるように触れ、気づかないうちに眠っていた。




急な揺れで男は目を覚ます。
ウルトラの母も眠ってしまっていたのだろう、起きた状況が把握できずにビクついてしまったようだった。

時間は午前3時。
少し眠ってスッキリした男は前からしたいと思っていたことを行動に移す。

それはラップ拘束。
もともとなんの抵抗もしないラブドールをミイラのように拘束してやろと思い、業務用のラップを購入していた。
しかし、毎回仕事の疲れと行為で力尽きて眠ってしまい、気づいたときは時間切れになっていた。

男はウルトラの母を着せたまま、ラップを巻き始めた。
いつも時間がなくなるので、脱がせている時間はないと考えた。
760宅配便 ◆3rZQiXcf5A
8.

足首から順に縛る様にキツくそして綺麗にウルトラの母にラップを巻いていく。

両足にラップを巻いて歩くことができないようにした後、腕を後ろで組ませてラップを巻いていく。

腕を縛ったら両足を巻いていた続きからラップを巻く。
腕を縛るようにラップした上からさらにラップを巻いていく。
頭も全て巻いていくが、ウルトラの母の頭の形がわかるように丁寧に巻き、鼻の呼吸穴もしっかりと確保。
最後にブーツもラップしてやり完成。

ソファで横にさせたウルトラの母の銀色と赤色の身体はラップを纏うことで光沢を放ち、とても綺麗に見えた。

男が物足りないと感じたのは、動きがないこと。
ラップ拘束に抗うように動いて、ギシギシと音を出して苦しむ様を見たかった。

ウルトラの母の脇腹を指で少し強めに突くと、イモムシのように少し動く。

もう一度突いてみたが、先ほどと同じ様な反応。

キツくラップを巻き過ぎてしまって動けないのかと少し残念に思いながら、ミイラとなったウルトラの母を見ていた男だったが、何かを思いついたのか部屋を出ていった。
761宅配便 ◆3rZQiXcf5A
9.

部屋へ戻ってきた男の手には黒いビニールテープが。

動けないないならトコトン拘束してやろうと考えたのだ。

黒いビニールテープでギチギチに拘束していく。
テープを5本を要して、全身を真っ黒のミイラとした。

黒いミイラの鼻からは苦しそうに息をする音が聞こえてくる。

ふと我に返った男は、ラブドールの中に入っている女性はどうなのだろうと考えた。

ラブドールには一切、ファスナーなどはなく、完全にドールに密封されている。

ドールの口と股間に2つの穴があるがそこからわかる中の様子は、裸の女性が入っている訳ではなくラバーの全身タイツを着ていると想像できる。

そのラブドールの上にはウルトラの母の着ぐるみ。
これだけでも中の女性は暑く、息苦しいはず、それに追い打ちをかけるギチギチの全身ラップ拘束、ビニールテープ拘束。

見ることも聞くことも話すことも許されず、身体を動かすことも許されないラブドールの中の女性はどんな気分なのか。

そんな状況を快感に思うような女性ならどんなにいいかと男は想像する。
763宅配便 ◆3rZQiXcf5A
10.

息苦しそうではあるが、それにも慣れてきたようでラブドールの呼吸が落ち着いてきたので、男は黒い物体をソファから床に移した。

その黒い物体に足を乗せ、足置きのように使い、再びテレビを見始めた。
黒い物体の足置きは暖かく気持ちが良かった。

しかし、時間は午前5時が近づいている。
そろそろ、ラブドールを拘束と着ぐるみから解放して返却準備にかからなければならない。



カッターでビニールテープとラップを切断していく、ウルトラの母の着ぐるみに傷をつけないよう慎重に。

ラップ拘束を解かれたウルトラの母は腕の痛みからか、自分がラブドールであることも忘れて腕をさすっている。

男がウルトラの母の背後にまわり、ファスナーを開け始めて、自分がラブドールであることを思い出したのだろう、魂が抜けたように動かなくなった。

男はラブドール朱美の少し抜けたところも気に入っている。
今回だけに限らず、毎回少し人間味を覗かせる。

このサービスの利用者のコメントの中には呼吸はしているが、まるで本物のラブドールというコメントがあった。

そんな茶目っ気のあるラブドールの呼吸が楽になるように、マスクから外してやる。
769宅配便 ◆3rZQiXcf5A
いつも書いているとき、おいそのさん現れるのは高評価と解釈しときます。

ある程度めどがたったので、これから1日2投稿していきます。
よろしくお付き合い下さい。
771宅配便 ◆3rZQiXcf5A
11.

グローブを脱がせ、着ぐるみが裏返しになるように引っ張ってやり上半身部分を脱がせる。

普通なら着ぐるみの中は汗でびちゃびちゃになっているはずなのだが、ラブドールは汗をかかないので、汗はなく温もりだけが残っていた。

ブーツを脱がせて下半身も引っ張って脱がせる。
ラブドールも踏ん張り脱ぐのに協力してくれた。

男は裏返しになったウルトラの母の着ぐるみを元に戻し、リビングの家具にハンガーで引っ掛けてブーツとグローブもその下に置いた。

男が着ぐるみを片付けている間、ラブドールはソファに座り呼吸を整えていた。

着ぐるみの片付けをとりあえず済ませた男はラブドールの入っていたダンボールとダッチワイフをリビングへ運んできた。

ソファに座っているラブドールに空気の抜けたダッチワイフを着せていく。

背中のファスナーを閉めて、空気が抜けシワシワのダッチワイフをソファに寝かせる。

股の穴の内側にある空気の注入口からポンプで空気を送り込む。

数分後にはしっかりと空気が入り、いかにもといったダッチワイフがソファに横たわっていた。

ダッチワイフをダンボールへと移す。
772宅配便 ◆3rZQiXcf5A
12.

初めてこのサービスを注文したときは、かわいいラブドールでなくダッチワイフが入っていて騙されたと思った。

しかし、このダッチワイフは中の女性を保護する為の緩衝材であることは後でわかった。

ダンボールにガムテープで封をしたとき、部屋のチャイムが鳴る。
気付いたときには外は明るくなってきていた。

宅配業者に荷物を渡すと一気に眠気が襲ってきた。

男はベッドに入り、ラブドールとの楽しかった一夜を思い出しながら眠りについた。






午前11時、男の部屋のチャイムが鳴っていることに男は気づかない程、疲れて眠っていた。

30分ほど経ったとき、男は驚いて目を覚ます。
774宅配便 ◆3rZQiXcf5A
13.

男の隣にはウルトラの母が寝ていた。
しかも男のイチモツを握り締めている。

ラブドールを返却し忘れたのかと思いベッドから飛び降りる。
部屋を見渡すとそのままリビングへ。

しかし、宅配便のダンボールもダッチワイフも見当たらなかった。

まだ、動悸のおさまらない男の後ろから、こもった声で「なによ、せっかく喜んでくれると思って着たのに」と腕を組んで仁王立ちしているウルトラの母がいた。

「歩美?」と男が言うと、「他に誰がいるの。」とかなりご立腹の様子。

歩美によると、いくらチャイムを鳴らしても出てこないので、合鍵で入った。
寝室を覗くと熟睡していたので、買ってきたサンドイッチとコーヒーを準備していたところ、リビングの家具にかけられているウルトラの母の着ぐるみを発見。

自分に合わせてみるとピッタリのようだったので、男が着ぐるみを着て欲しくて用意したものだと思ったと。

髪の長い歩美は髪をまとめるようなものはないかと辺りを探すと、箱の中から厚手のラバー製全身タイツが出てきた。
775宅配便 ◆3rZQiXcf5A
14.

歩美はこの全身タイツを着て、ウルトラの母を着ればいいのねと、男の用意周到さに少しあきれながらも彼の喜ぶ顔が見たくて着はじめた。

ラバー製全身タイツが顔まですっぽり隠れてしまうのに驚いて、顔の部分を光にかざして見ると目と鼻と口のところに無数の細かい穴があるのを確認してから着用した。

ラバー製のタイツは息苦しかったが、ウルトラの母を着るとさらに息苦しかったと。
歩美が1人で着ぐるみを着ることができたのは学生時代、新体操をしていたので身体が柔らかくてファスナーを閉めることができた。

一通り説明を終えた歩美はマスクの後ろに手をやり、着ぐるみを脱ごうとする。

それを見て男は「え!脱ぐの?」と。

「うん、ベッドからは飛び出していくし、喜んでないみたいだから」と返す歩美。

男は手を合わせて「もう少し、お願いできませんか」とお願いする。

それを見て歩美は「これを着てると暖かいし、締め付けられていると細くなりそうだし、どうしてもと言うならいいよ」と。

男の顔は笑顔に変わる。
歩美は「サンドイッチ買ってきたから、食べて。コーヒーはすぐ準備するから」とウルトラの母のままエプロンをつけてコーヒーの準備にかかる。

男はこの非現実的な状況にドキドキしながら、ソファに座りテレビを眺めているが、テレビの情報は全く頭には入ってこなかった。

しばらくして、サンドイッチとコーヒーをウルトラの母が運んできてくれた。
776宅配便 ◆3rZQiXcf5A
15.

男はサンドイッチとコーヒーではなく、ウルトラの母のお尻や太もも、腕や足を曲げたときにできる独特のシワに目を奪われていた。

食事の準備が済んだウルトラの母は男の隣に座り、食事をとる男に甘えてくる。

色っぽく迫ってくるウルトラの母が気になり、サンドイッチがどんな味だったかもわからないまま食事は終わった。



歩美はウルトラの母の着ぐるみを着たまま何かして欲しいことがあれば、一つだけ聞いてあげると。
ただし、条件付き。

聞いてあげる見返りとして、それが終わったあと歩美が前から欲しかったブーツを買って欲しい、と。

男は少し迷ってから、黒のエナメルのセーラー服を持ってきた。
このセーラー服は長袖のハイレグレオタードとスカートのツーピースになっている。

以前、歩美に着て欲しく購入したが
、ハイレグが恥ずかしいから無理と断られてしまった。

それを見て動きの止まってしまった歩美であったが、着ぐるみを着ていることを思い出し、了承した。
779宅配便 ◆3rZQiXcf5A
16.

エプロンを外してから、セーラー服のフロントファスナーを開けて足を通していく。
しっかりとレオタードを引き上げてから長袖に腕を通す。

フロントファスナーを上げると、ウルトラの母の着ぐるみを着ているのでピッタリとはち切れんばかりになってしまった。

ファスナーをあげ切った先にはカラータイマーがあり、その下の左右には大きな胸が苦しそうにおさまっている。

赤いスカーフを苦戦しながら結んでいる後ろに回り込んだ男。

セーラー服の黒光りしている部分を軽く指でなぞると、ウルトラの母の着ぐるみに覆われて銀色に光る歩美のプリプリしたお尻を鷲掴みにした。

不意にお尻を掴まれた歩美は驚いて振り返る。
男の前にウルトラの母のVラインが現れる。

ますます興奮して接触するほど近寄って見てくる男に歩美のビンタが飛んだ。

びっくりしている男に追い打ちの言葉が「ちょっと、焦らないで変態」

その言葉で男は固まってしまった。
782宅配便 ◆3rZQiXcf5A
17.

着替えはスカートを履いて完成なのだが、先ほどの言葉とビンタのお詫びのつもりなのか、スカートを腰のところで折り込み、丈を短くしスカートの中が見えるか見えないかのチラリズムを演出。

ますます興奮する男。
セーラー服を着たウルトラの母に飛びかかるとソファに押し倒す。
今度は抵抗なく受け入れる歩美。

馬乗りになり、胸を激しく揉む。
伸縮性の少ないエナメルのセーラー服は大きな胸の圧力に耐え切れずにギシギシと悲鳴を上げる。

気持ちよくなり、ウルトラの母からも吐息が洩れる。

男は自分の股間をウルトラの母に擦りつける。
激しく擦れているのはエナメルのセーラー服の音を聞けばわかる。

男は声を上げないで無言でウルトラの母を攻め続ける。

ウルトラの母は快感で声を上げ始めたとき、先に男はイッてしまった。
784宅配便 ◆3rZQiXcf5A
18.

男はいいが、歩美は中途半端でまだムラムラしたまま。

自分の後処理をしている男に「セーラー服と着ぐるみを脱がせて」と催促する歩美。

男は少し残念そうな顔をしながらも歩美に従う。

ウルトラの母から出てきた真っ黒なラバー製全身タイツに包まれた歩美はまるでゴム人間。

男は自分が用意した全身タイツであったが、あまりにもピッタリして肌の露出が全くないその姿は想像していたものよりも美しく見えた。

その鈍く黒光りしている姿を見ていると男にはあることをしたい衝動が湧いてきた、それはラップ拘束。

男は歩美に提案する。
「もう一つお願いを聞いて貰えたらバッグも買うけど、どうする?」

ゴム人間となって歩美の表情はわからないが、迷っていることは動作でわかった。

「なにをしたらいいの?」逆に質問する歩美。

「それは回答をもらってからの、お楽しみ」と男が返す。

「まあ、いいわ。バッグ約束よ」と歩美が了承。
786宅配便 ◆3rZQiXcf5A
19.

家具の横に置いてあった業務用ラップを出してきて、ゴム人間の足を揃えさせラップを巻きつけていく。

ちょっと待ってと、歩美は心の中で叫んでいたが約束をしてしまったので諦めてされるがまま。

手は気をつけの姿勢でどんどん頭の方へラップは巻かれていく。
歩美はラップを巻くのに手馴れている男に驚いていた。

頭のところは口の所だけ呼吸できるようにラップは巻いていない。
そして巻いていないのはもう1箇所。
ゴム人間の股の部分。

男は何処からか電マを持ってきて、ゴム人間の股にあたるようにセットする。

そして電マを固定するようにしっかりとセットをすると、電マの電源を入れる。

ラップ拘束され動けないゴム人間を電マが襲い、歩美を快感で満たしていく。

歩美が絶頂に近づくに連れてラップの擦れる音も激しくなってくる。

声を出すのは抑えているが、身体は抑えきれず激しくクネらせている。

しかし、そんな激しい動きにもしっかりと固定された電マは外れることはなく、断続的にゴム人間の股を攻め続ける。

ついに歩美から声が
「だ・・・・だめえええぇぇ」
「逝く、逝く逝く・・・・・逝くうううぅぅぅぅぅ!!!」

大声の後、部屋には電マの音だけが響いていた。
787宅配便 ◆3rZQiXcf5A
20.

電マの電源を切り、ゴム人間のラップ拘束を解いてやる。

しかし、ゴム人間は脱力したまま動かない。
男が手を引いて上半身を起こし、軽くハグをした。
そのままゴム人間をお姫様だっこをして浴室へ。

シャワーを浴びたラバー製の全身タイツはテカリが出て、今までよりも綺麗に見えた。

男は意外な発見で全身タイツを脱がせるのが惜しくなったが、歩美との約束もあったので脱がせていく。

黒く光る第2の皮膚を剥がしていくと歩美の白い肌が現れた。

興奮冷めやらぬ男は、今日初めて歩美と交わる。

歩美は「よかったよ」と、そのあと男に聞こえないような小さな声で「拘束も」と付け加えた。

シャワーを浴びて、約束の買い物に手を繋いで出かける2人。

その歩美の腕にはラップで腕だけを縛られときの痕がまだ残っていることを男は知らない。
788宅配便 ◆3rZQiXcf5A
end…


駄文お付き合いありがとうございました。

このまま、着ぐるみ麻美の河童編を書けたらいいんですが… 。

思いつかないので、宅配便の歩美から見た裏ストーリーを書いています。